安心出来る居場所、仲間を見つけてやっと幸せな日常を送れるのだと安堵していたのに。
私にとっても特別な存在になって、きっとこれからもこの仲間達と楽しくやっていけるだろうと、新たな始まりを心待ちにしていたのに。
過去の後悔や苦い記憶を乗り越えて、こうして今の自分を作り上げてきたというのに。
君がいつも簡単に手に入れ、簡単に捨ててきたようなものを、私は大切に大切に拾い集めて、やっと手に入れたものなのに。
それなのに君はズカズカと平気で踏み込んでくる。
私の大切なものをぐちゃぐちゃに壊そうとしてくる。
数回会話を交わしただけで気づいた君の本性。
誰も知らない、誰も気づかない歪んだ性格。
人を見下し貶し、嘲笑う。
とても暖かくて素敵な仲間達と平和に過ごすはずの日常を、君は。
壊させはしない。
私は君の本性にいち早く気づいた。
もう負けっぱなしでヘラヘラ笑うことはしない。
笑え、好きなだけ。
勝手に笑ってろ。
優越感に浸ったつもりで自分に酔ってろ。
君の思いどおりには、させない。