うまく愛情表現できなくてごめん!
娘がいるとどうしても母親モードになってしまって、いつも親子ごっこ付き合わせてごめん。
甘えてばかりで、でも、でも、でも、が先に出てきて、あなたへ時間使うのはいつも後回しでごめん。
あなたが欲しがってる子どもも実は欲しくなかったりもして、将来のすり合わせはまだまだ時間がかかるね。
本当のこと言ってしまうと何かが壊れるんかもと思うと話せずじまいよ。
こんな私の強い不安は、不機嫌な表情からもきっと伝わってるんだろうなぁと思う。
今、私が今まで生きてきた中で
一番尊重されて、大切にされていると感じていることは知るよしもないよね。
5年前、シングルマザーとしてやってくぞー、と決めて、男が寄ってきても、心は入れ込まずに適当に遊んでた時は、そこそこ楽しかった。
傷つくこともなかったし、仕事も捗ったし。
3年前に会ったあなたもそんなに好きじゃなかった。ただ、依存し始めてると気づいた時、こりゃいかん、私の人生取り戻そうと決めた。
転職に集中するために別れをきりだして、子どもと過ごす時間を削って働くんだから、それ相応の仕事がしたい。だけど、たった27の冬。少し泣いた。
バリバリ仕事してたら、またあなたが帰ってきた。ちょうど、勤め先のエンジニアがいなくて困っていた時、社長に紹介してた言われたのが、あなただった。
2年経ってた。
社長と3人で会った日、少し早く着いた私にそのままキスをした。パジャマみたいな格好だったのに 泣
次にあった時、
迎えにきた、家族になりたい。と
私の手を取った。
本当に、無条件に娘と汚い部屋も、そんな簡単に丸ごと愛してくれるんですか。
ガムシャラに走ってきて、私は年寄りも老けて見えるし、化粧しないし、うまく甘えられないんだけど。
涙だって見せない、こんな隙なし女を。
ちなみに鏡の前で、好きだよと言う練習したり、頑張ってるんだけど、うまくいきません。
如何にもこうにも。。
まだ、夢じゃないかと思う日もある。
強く揺さぶられる日々は過ぎてしまったんだけど、愛しているんだなぁ、と不思議な感じで遠くから自分を見る。
私の王子様はどこに?!とそわそわしていた10代。
海の向こうで知り合った人でもなく、
子どもの父親でもなく、はたまたバーでロマンチックな言葉で口説いてくる人でもなく、
自分の夢と娘のためにガムシャラに走った道の先にいたのでした。