私は就活生です。
総合大学に通って、サークルでデザインをしているうちにデザイナーになりたくなって、就活を始めました。
長年デザイナーになりたくて美大に入って頑張ってきた人からみたらふざけるな、ちょっとやっただけでなに言ってるんだと思われるのは当然です。
でも私はそのハンデを埋めるために自分でデザイナーに弟子入りして、徹夜も数え切れないほど繰り返して誰かの手に渡るデザインをし続けてきました。苦しいところもちゃんと覚悟してデザイナーを目指しているつもりです。
どんなに「ポテンシャルで採用します!今の技術は必要ありません!大切なのは熱意とやる気です」といっている企業も大体やっと進んだ2次面接、現場のデザイナーとの面接で「熱意は伝わってるんだけど、やっぱり正直デザイン力がないよね」と遠回しに言われ、お祈り。
分かっています。私はとても恵まれていること。夢を目指せる環境、応援してくれる家族、友達。だからこそダメなのは自分だけだと、分かっているからつらい。つらい。苦しい。じゃあやめればいいじゃんと言われたらその通りだから、自分の甘えが苦しさを生み出しているから誰にもつらいと言えない。夢を目指せて幸せ!なかなか内定はもらえないけど、自分のいいだしたことだし、頑張るしかないんだよね!と周りに明るく振る舞う自分もなんだか滑稽で。
だれかに今自分がつらいんだといいたかった
そうか、今つらいんだねと認めて欲しかった
涙が溢れて止まらない
だけど家族に心配をかけないように声を殺さなきゃ
目を腫らさないように、こすらないようにしなきゃ
ちょっとずつ体から水分が抜けて、自分が減っていく。このままなくなっちゃえば楽なのにと思う。そう思った直後にこんなに恵まれている自分がそんなことを考えるなんて最低だと思う。
だれかたすけて