勉強できないけれど愛されたい。
私の家庭はちょっと複雑で、気が強くてわがまま女王様な祖母と、気の弱くていつも祖母の顔色伺ってる母と、ほとんど帰ってこない父と4人で暮らしている。
うちでは祖母がいちばん権力が強くて誰も逆らえない。とにかくわがままで嫌味ばかりで自分最優先にならないとすぐ拗ねる。
そんま祖母は学歴コンプレックスが強くて、「トップ校に行け」という圧をかけられて育った。だけど小中学生の時に病気をして通えなくなったとき、祖母は私の心配なんかせずに私の勉強と成績の心配ばかりしてた。
結局、3番手高校に入ったものの、深海魚でほとんどビリ。
3番手高校に入ったあたりから祖母が急に素っ気なくなって、あからさまに残念な顔をしたり、「病気さえなければトップ校に入れたのに」とか「あんな高校で恥ずかしくないの?」とか「失敗作」とか言ってくるようになった。
それを聞いてても母はおろおろするばかりで、祖母の顔色を伺ってなにもしてくれない。
祖母は私がかわいいんじゃなくて、「勉強ができて優等生で明るく元気な孫娘」が欲しかったんだなと最近気づいた。
病気する前は勉強ができて優等生で明るく元気な子供だったけど、3番手高校でなお深海魚で勉強にも自信なくなって卑屈な孫娘は欲しくないんだと思う。
私の人生は、祖母に優越感を与える、祖母のアクセサリーでしかなかったのかなーと思ったら、すごく虚しくて死にたくなった。
いま、もうすぐ定期テストで、勉強を頑張っている。
どうせ、たとえ100点をとったところで「たいして頭いい高校じゃないんだし、当たり前でしょ」とか言うのが目に見えてるけど、良い成績を持って帰りたい、それを祖母に見せたい、褒めてほしい、あわよくばもう一度優秀な孫だと思ってほしい、もう一回愛されたい…なんて思ってしまう。
勉強しないと愛されない、いい成績で優等生じゃないと認めてもらえない、褒められない…と分かってるから、狂ったように勉強はする。英語とか得意科目はわりと高得点だけど、「愛されたい願望」「認められたい願望」「見捨てられ不安」が強すぎて、どれだけ勉強しても安心しない。
勉強できない私は祖母に罵倒される
勉強できない私に価値なんかない…
祖母は別に私をなにも愛さないわけではない。お菓子とかよく買ってきてくれるし、一ミリも愛情がないわけじゃない。だけど、衣食住さえ整えてあればなにを言っても許されるというタイプ。
病気がちで学校休んじゃう私も愛してほしい。元気で優秀な時だけじゃなくて、成績が振るわない私も愛してほしい、心配してほしい、認めてほしい。17にもなって、もう子供じゃないのに、こんなこと考えるっておかしいのかな。
名前のない小瓶
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名前のない小瓶
祖母に愛されることがあなたの全てじゃないよ。祖母の評価が絶対の価値ではない。友人や先生、あなたに関わる全ての祖母以外の人に認めてもらえるようにした方がいいよ。祖母は祖母、血は繋がっていようがあくまで自分とは他人。自分を大切にしてね。あなたはあなたなのだから、勉強以外のことを頑張ったっていいんだよ。勉強優先で病気のまま無理して勉強していたらあなたは今の身体でいられなかったのかもしれないよ。祖母は間違ってる。勉強できるサイコパスよりも勉強は普通の気立てのいい女性の方が素敵だよ。祖母の期待に応えようとしなくていいの。あなたの生きたいように生きてね。勉強はできた方が将来の役に立つけど、祖母のためじゃなくて自分の将来のためにがんばってね。
冬
もう主さんはとっくにご自分で気付いておられる。
< 祖母は私がかわいいんじゃなくて、「勉強ができて優等生で明るく元気な孫娘」が欲しかったんだなと最近気づいた。
お祖母さんが愛せるのはそういう人。
本当のあなたじゃなく。そしてお祖母さんには人を愛する能力が無いのです。
成績とか優秀だとか、主さんは本当にそういう成果主義の自分でありたいの?
ここでニセモノの自分になって何か被ってまで欲しい愛ってなんなのでしょう。
愛ってもっと静かで揺るぎないものじゃないのかな。点数とか評価とか、動的で上がったり下がったりすることで表現されるものじゃないと思う。
だから、未練はあっても、それが欲しいという気持ちはとてもよくわかるけど、自分という本物に向かって歩いて欲しいなあと思う。
今すぐ手に入れられなくても、ゆるゆるこれでいいんじゃないかなぁ〜って自分をふわっと認めることへの方向へ。
ここが分かれ目。
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