若い頃、リストカットを繰り返しODで自殺未遂したりして(死にきれないのはわかっていた)死にたがってわんわん泣いていた私の背中をさすって慰めてくれた叔母は数年前首を吊って自殺した。
最近大好きだった伯父も病気で亡くなった。
俳優の彼も命を絶ってしまった。
唯一長生きしてくれていた1匹のペットのシュリンプも死んでしまった。
最近は死についてばかり考える。
自分も死にたいと思うから。
みんな最後に見た景色は思い浮かべた景色はなんだったろう。
光の入口?
真っ暗な闇?
父も施設のベッドの上で長い寝たきり生活の中いつの間にか前触れなく静かに亡くなった。
父は何を見ただろう、何を思っただろう。
私も逝きたい。でも息子がいる。
私も死んでしまおうかと思う人間でありながら自殺遺族でもある
他人である俳優さんが自死した事にも大変ショックで引きずっている
なのに死にたいと思ってしまう複雑な気持ちで、でも息子がこの先苦しむのかと思うと思いとどまる。
そしてまたやっぱりもう充分に生きた、息子も高校生だしもう、などと考える。
行ったり来たり。
ALSの事件の事もとても影響している。
もし自分が不治の病で苦しむのならその時安楽死や尊厳死が無いことが不安で不安でもう先に死んでしまいたいとも思う。
死ぬ権利が認められないことが怖くて息が詰まって苦しくなる。
父や伯父が迎えに来てくれたらいいのに。