死にたい、何度それを考えても私の頭の中でそれが現実になることはありませんでした。今、手首に刃を当てて、とても痛い。そんなに深いわけじゃないし、その感覚は狂ってないと思います。少なくとも、ネット上にアップされているような傷はないし、ほとんど見えない線がつーって何本かあるだけなのに。それなのに痛い。痛い痛い痛い。私は痛みに弱いんだなってつくづく思います。血が少し見えただけでもう脳は痛みを感じているし、それが人のものでもそう。こんなに痛いのに、痛いのに死なない。人間の体って案外強靭にできているんですね。だけど、これからも生きたい真っ直ぐな人が交通事故に遭って呆気なく死んでしまうこともあって。
世の中ってなんて理不尽なんでしょう。
この小瓶のタイトルはしっくりきません。
どうすれば良いでしょうか、そうですね、
創造主へ、とでもしましょうか。
創造主へ。
言いたいことは全て上に書いた。
あなたの作った世界は、醜くて、小さくて、脆くて、そしてあまりにも理不尽だ。
文句ならたくさんある。ありすぎる。
だけど私はそんなことはここには書かない。
将来への不安や学校での苦しさや周りからの圧力に耐えきれないことなんてここには書かない。
知ってほしい。
私は生きる。寿命まで、最後の最後まで生きつづける。ずるいんだよ、この世界は。
だからこそ勝ってやる。我武者羅でもいい、滅茶苦茶でもいい、なりふり構わずやってやるよ。
だから、
頼むから、
これ以上邪魔しないでくれ。