相談…にならないかもしれません。だけど、書かせてもらいます。できれば、応援などしてもらえると嬉しいですが、辛口な意見も大丈夫です。よろしくお願いします。
元から学校は嫌いだった。うるさくて臭い教室に入る意味が分からなかったし、友達付き合いなんて面倒臭いことこの上ないのに、なぜ友達が必要なのかも分からなかった。小さな頃から言われてきたのは「友達をもっと作りましょう」「チャイムが鳴ったら教室に入りましょう」。成績も普通に良いし、態度だって良いはずなのに、そこだけはずっと先生や親に言われ続けてきた。中2の秋。もう限界だった。親がイライラしていたのは私のせいだし、責任を感じていないわけではない。だけど、許せなかった。
「なんで教室に入らないの?!なんで友達がいないの?!どうせ厨二病でしょ?!良い加減治してよ!」
私は真剣に悩んでいた。教室がどうしても無理で、友達なんて作りたくないのに私の周りに寄ってきてギャーギャー騒がれることにも耐えられなかった。それを厨二病と一緒にされることにもう、許せないほどの怒りを感じた。だけど、それと同時に、あーもう消えてもいいんだなって思った。私は飛び降りた。
消えることはできなかった。私は生きていて、人間の体ってすごいんだなっていうのを改めて感じただけだった。大人たちに質問責めにされ、それでも退院後はすぐ学校に行かされた。もうくる意味なんて無いんだけどな、そう思って靴箱行ったら、2人の先生が迎えてくれた。
「おかえり。」そう言って笑っていた。ほとんど喋ったことも無い先生で、びっくりしたけど、久しぶりに素直に笑って「ただいま。」と言えた。
私は今も生きている。学校なんて大嫌いだと思いながら生きている。教室も吐きそうになりながら入っている。うるさいクラスメイトと大人に囲まれながら生きている。だけど、私は忘れないんだ。
「生きていてくれてありがとう。」
それを口に言わずとも伝えてくれた何人もの先生を。
“教師になりたい“
将来の夢ができたから。
読んでくれて、ありがとうございます。良ければ、意見や応援など頂けると本当に嬉しいです。批判コメでも心に深く刻みますので。では。