「死にたーい」って軽く言ってる人がいる。
思うのはじゃあ、今その窓から飛び降りて死にたいと思うのか?
目の前にあるボールペンですら死ねるんだぞ?って
そんなに死に溢れてるのに、死にたいって軽く口に出して死んでない。
あ〜死ねばいいのでは?って。
もう投げやりに生きてやりたい。
散々諦めた。
我慢しろ、我慢を知らないよな、我儘。
へ〜って。
我慢してるじゃん。
言いたいこと全部我慢して、行きたい学校にも行かないで、夢も目標も諦めてあげたじゃん。
それに比べたらお金で買えるものは安いだろ?
そしたら今度は命を諦めろと、長男の命を諦めろと。
その時思ったよね、あ〜この人達はダメなんだなって。
その時にもうこんな人生いらないなって、
死ねば傷つく人がいるから、でも真面目に生きる気力は、今は全部取られて、我慢しろって。
我慢が嫌いになった。
でも生きないと、死ねない、我慢……。
あ、諦めちゃえばいい。
生きることも死ぬことも。
諦めればいい。
ただ空白で、隣に置かれた色に染ってるフリをすればいい。
嘘でいい。優しさも表情も考え方すら嘘……もう分からない。
諦めて捨てたからもうどこに行ったか分からない。
自分がどんな顔で笑ったかさえもう分からなくて、
自分がどんな思考回路だったかも思い出せない。
優しさすらも嘘かもしれない。
この涙すら嘘かもしれない。
「血も涙もない」
そうかもしれない。
だって命を諦めろって言われた時にもう全部捨てたもの。
今更それを拾って来いってw無理な話よね。
ただ残ったのは空っぽの身体だけ。
とっくに自我は分からなくなって、
でも誰も気づかない。自分すら気づいてなかった。
優しいって言われるのが嫌い。
だってそれも嘘かもしれない。
どうだっていいから、諦めたから。
叫びたいのは、死にたかったのは、もう嫌だって叫びたいのも、全部僕の方だ。
暴力の方が何倍もマシだ、
人の命を、家族の命を捨てる事をするよりもずっといい。
人生を我慢と諦めにして、
全てを捨てるより、そっちの方が良かった。
何も分からない、自分がどんな人間だったのかすら分からなくなるよりずっといい。
僕が聞きたいよ、僕はなんのために生きてるの。
こんな人生になんの意味がある。
人の命を諦める人生なんていらない。
嘘ばっかりの人生なんていらない。
考えるのをやめたいのは僕の方だ、
疲れたのは僕の方だ、
いいじゃんか、話せるだけ。
誰かはそれをわかってくれる。
けど、けど僕のは誰が理解するの。
そんなお人好しいないじゃないか。
君には僕が理解してあげてる。
けど僕は?
それを知らない君に僕が理解できるの?
考えるのをやめたい君に理解できるの?
死ねる君に理解できるの?
ちゃんと自分でいる君にこれがわかるの?
一方通行だ。理不尽だ、不平等だ!!
僕らは対等じゃない。
あーあ……これもいらない。
こんな関係性いらない。片方しか得がないじゃないか。