死ぬ権利、死なせてもらう権利。京都市でALSの患者さんが医師にお願いして死なせてもらった件。これ、なんで医師は捕まってるの？

オランダでの安楽死に関する記事を、いくつか読んだことがあります。

本当に、最後の最後まで人間らしいケアが受けられて、引き返す機会が何度も与えられながらも、本人は最後まで揺らがず、ごく静かに眠るように亡くなった、という話などを聞くと、やはり羨ましいなぁ、と思ってしまいますね。

ただ、京都での事件は時間的にもすごく慌ただしかったでしょうし、最後が万一恐怖に彩られていたのなら…と思うと、複雑な気持ちになります。

だからこそ、合法で、最後まで時間をかけられて、引き返すこともできて、何度でも挑戦はできて、携わる人たちの心の負担が軽くて済むようなシステムが考案されて行くべきなんじゃないかな、と思ったり…。
本人の意識がはっきりしていて、最低でも指を動かせたり、瞬きがコントロールできるなら、機械に頼ることで他の人の心理的負担も減らせるかもしれませんし。

でも、最後はやっぱり、一番の障害となるのは、本当に本能的な「何が何でも生きていたい！」という衝動なのかもしれません。

はじめまして、こんにちは。
Kpと申します。

私も自殺や安楽死の容認派です。

現在は、

日本の法律が禁止している事、
法律で医師がやってはならない事、
をやったから逮捕されたわけですが、

この方々は金銭を目的に行ってみたいで、それも問題視されているようです。

金銭目的で、
生きたい人を死にたい気持ちに誘導して
殺害してお金を得るのは、
ただの殺人であり、犯罪だと思います。

医師にはそういう能力がある人もいるし、
安楽死が法で禁止されたままなのも、
生きたい本人の意思に反して、
家族が保険金目当てで安楽死をさせたり、
生きたい人の尊重ができなくなるリスクが高いからだと思うんです。

死にたい人の意思を尊重する事の合法化は、
生きたい人を殺す手段にもなる、
そこが難しいところですよね。

座間市の事件も、
自殺志願者を殺害していましたが、
殺人犯曰く、死にたくて犯人の元に行ったはずなのに、殺される際に本当に死にたがった人は1人もいなかったのだとか。

私は、お金の件も
患者さんが渡したくて渡しているならそれもアリかと思うんですけどね。

医師も、
普通の診療だって無料ってわけではなく、報酬ありきで働いているわけですし、

特に医師は人を生かす仕事なのに、
人を死なせる手伝いを行うというのは、
死なせる側、医師自身も、
救えない命を自らの手で終わらせるというのは、非常に医師の心に負担をかけます。

本当に後悔しない、
本当に死にたい方を安楽死させる事は、
死ぬ自由であり、
私も本当に実現を願っているところですが

絶対に後悔しない、本当に死にたい人を
確実に見分ける方法は、
今のところ見つかっていません。

死にたいと飛び降り自殺し失敗した方で、

飛び降りた瞬間までは本気で死にたかった
けど落下の最中に、死にたくない！
と思った方もいたそうです。
そして自殺失敗後に退院してからは、
自殺願望がなくなり前向きに生きるようになったとか、そういった事例もあります。

難しい問題ですよねぇ。

個人的には、
病院併設で自殺安楽死センターを作って、死後の遺体をドナーにしてもらえたら、
自分は死んで楽になるし、
死後、生きたい人の役に立てて、
Win-Winだと思うんですけどねぇ。

長文失礼致しました。