学校という社会が嫌いでした。
私は今成人済みで、しかし定職についたことは一度もありません。
私は社会という仕組みを、ほとんど学校しか知りません。
就職して社会へと出ないのは、私が『他者と何か協力する』ということに関して著しく素質を欠いていると、自分でそう感じているからです。
数年前まで、私は孤独でした。
家族と気質が合わず、関わると大抵自分の方が、周囲に理解されない傷を負います
(些細な言葉のニュアンスで傷ついたり、時に相手の感情に触れて一人で号泣したり)。
学校でも誰かと馴染むことができず、誰かといて安らいだり、素の自分でいられる相手。──パートナー(仮名A)と出会うまで、私は対人関係において、全てが苦痛で、同時にそれは己を殺すことと同義でした。
別に自傷するわけじゃありません(一度だけ大量服薬しましたが、吐き出してそれっきりです)。
ただただ自分の感性、感情、気質からくる全ての情報を他人観察から得た『最適解(自己解釈)』に極力当てはめて、『みんなと同じ自分』を演じることです。
限界は高校二年生、どの時期だったかは覚えていませんが、部活を辞めた直後くらいでしょうか。
部活を目当てに学校へ行っていて節がありましたが、人間関係に失敗して退部しました。
自分の苦しさなんて、誰も理解してくれません。
そもそも自分ですら己を殺し続けていたのですから、私自身ですらもう、分からなくなっていました。
何が辛いのか、どうして辛いのか、どうしたら孤独じゃなくなるのか、どうしたら苦しんでいいと理解されるのか、また自分で苦しいと認められるのか。
……もう、自分のことなのに他人事のようで、その感覚は5年以上経った今でも、時々フッとその感覚に陥ることがあります。
私が苦しい理由を誰一人として分かってくれず、自分すら理解できず、私の中の『核』とでもいいましょうか。ずっと苦しいまま、孤独を拭われないままでいたそれは、パートナーを見つけた今でも、自分を見失うことが多々あります。
小説家になりたいと思い、今は前向きな時間が増えてきてはいます。
これは全てパートナーとその母のお陰なのです。
情緒のコントロール方法が分からず、何度も暴発し、面倒くさい迷路に度々陥る私を、彼は根気強く自問自答に付き合ってくれました。
初めは子供の恋人として現れた私を、良いと思っていなかったかもしれない彼の母。
彼女は私と似た部分(味覚、些細な感性等)が多くて、今では話していてとても楽しい相手の一人です(他はパートナーのAしかいませんけど)。
数年前に比べて、私自身、飛躍的に回復を実感しています。
本当の意味で私として笑い、楽しみ、泣き、誰かとともに食事をする。これほどまでに安らぐ人間関係、精神状態を、私は今まで知りませんでした。
……しかしそんな環境にいても、時々唐突に心のスイッチが切れてしまうのです。
私の現状がまさにそうで、私は唯一できそうなこととして、小説を書きたいし、将来のためにも書かなくてはならないのです。
(※ちなみに決してプロではなく、ウェブにナマケモノ以下ペースで上げてる完全初心者です)
ウェブの小説サイトには大賞なるイベントがありまして、その期限的にも本腰を入れなくてはならず、まさに「なんで今!?」といった心境です。
……前半の鬱展開どうした?と思ったあなた、安心してください。私も同感です。
パートナーにそのこと(スイッチが切れて書けない)と言ったところ、「元気で過ごすことが一番だ」と言われました。
恐らく今の私は自分で自分の首を絞めているのでしょう。しかしその手を緩める術を知らないので、どう対処しようもありません。
皆さんは自分が思うように動けないとき、どうしていますか?
私は基本自然とスイッチが入るまで待つのですが、特に社会へ出て働いておられる方、こういった経験ありますか?そういうときどうされていましたか?
【私の気質について】
恐らくですが、私はHSP&過度激動(五感から得る情報が人より強く感じる気質)の華があると自負しています。
そして同時に、他人がいると他者が発する情報(雰囲気、言動、表情等)をキャッチしすぎてキャパオーバーし、自我を見失います。
こんな人間に、(将来的にパートナーと共に生きるにしても)社会で何かできることはあるのでしょうか?
……問いかけたとて、返信が来ない可能性が高いのは分かっていますので、これはほぼ自問自答ですね。
ここまで読んでくださった方(おられれば)、長文をよくぞここまで読んてくださいました、誠にありがとうございます!
感謝の気持ちで顔が地面にめり込みそうです
(*´ω`*)メリメリメリ
将来の自分、立ち直ったら少しずつファイトー!
106591通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
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お返事が届いています
キブシ
(小瓶主)
随分と久しぶりにこのサイトに来たら、まさかのお返事が届いていてびっくりしました。ありがとうございます(*^^*)
私はあれからも少しずつ書きつづけていました。そして、今は以前の私よりも文章を書けるようになりました。
タイピングを練習して純粋な執筆速度が上がったことと、パートナーに読んでもらって、書いた文章に指摘をしてもらったことが良かったのだと思います。
これからも、何かしら発信していきたいと考えています。
今はとあるジャンルの短編を書いていますが、それこそ。
自分の経験した感情を、生み出したキャラクターに乗せて書くことができれば、それは私の過去をうまく昇華できたことになるのではないかなと思います。
偶然ですが、返信に気づけてよかったです。
相変わらず社会に馴染める気はしませんが、自分にできることを模索して、数年内にはパートナーと結婚できたら良いなと思っています
(まだしてなかったのか、と思われるかもしれませんね笑)
これからも書くことを楽しんで。そして、読者の方々に少しでも楽しい時間を提供できたらいいなと思っています(まだまだ模索中ですが)。
色々試し書きしてみます。
名前は分からないですが、どこかに住んでおられる返信主様。どうぞお元気にお過ごしください。
過去の私から繋がった貴方様のお手紙が、今の私に届いたことを、心からうれしく思います(*´ω`*)
ななしさん
主さんが、よいパートナーさんとそのお母様に巡り会えて、本当によかったです。
私はあなたよりはるかに年上ですが、あなたと経歴も似ていますし、苦しさにも相通じるところがある気がしています。
私自身、社会でこれと言って何かをしていないので、あなたの問いかけにちゃんと答えられる訳ではなくて、申し訳ないのですが。
でも、小説は、今は発表の方法はたくさんありますし、それ以外にも、あなた独自の苦しみを書き綴り、とことんまで味わい、分析を加え、形にして行くという作業も、おそらくはそれに触れる誰かにとっても意味のある、救いに繋がることなのでは、と思います。
休み休みしか進めなくても、あなたが発信をやめなければ、それは必要な誰かにきっと届くでしょう。
どうぞ、あなたのペースで、あなたの人生を生き、答えを出して行かれますように。
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