子作りしている人たちを否定する気持ちは一切ないが,今の自分には子作りする意味がよくわからない.子どものため?それとも単なる親のエゴ?遺伝子を残す意味は?自分たちの老後のため?今のこのよくわからない理不尽で不透明な世の中に子作りする意味が本当に理解できない.長い人生,楽しいことや嬉しいことよりも辛いことや苦しいことのほうが多いというのに,なんで新たな命をこの世の中に産み落とし目覚めさせ,そのような運命に晒す必要があるのだろう.理解できなくてもいいのかそれとも理解できないこと自体が辛いのかさえもわからない.理不尽な運命に晒される可能性が高いからこそ眠らせておいたままのほうがよいのではないかと考えることも多い.そもそも僕は,本当に産み落とされる子どものことを心の底から思えるのかなって.子孫を残すためとか子育てや子どもから学ぶことが多いからとか.そんな考えを持っている時点でなんか子どもの立場に立てていない気がしてさ.子どもの幸せを願うことはできてもその子どもを幸せにすることはできない.家族に望まれて子どもたちは生まれてくるけど,子どもたちは生まれる前から生まれてくるのを望んでいたわけではない.子どもは親を選べないし,歩む人生が辛いものであると事前に知ることができるのなら歩みたくないと考えるのはいうまでもないだろう.だから子どもを産んだにも関わらず「あんたなんて産まなきゃよかった」とか「あんたなんてうちの子じゃない」などとほざいている人たちには憤りを感じる.そもそも子どもたちも望んでいたわけじゃないのに.ちなみに僕自身は家族にはよくしてもらったから感謝しているし,いまでも少しずつ親孝行していきたいと考えている.しかしながらそれとこれとは別問題.家庭環境や容姿等もそうだが,仮にこれらの問題をクリアできていたとしても,いじめや勉強・運動の出来不出来等からも苦しみは生まれてくる.その苦しみを僕は味わった.だからこそ,もうこれ以上,僕みたいな辛い思いをする人が出てほしくない.え?充実しているように見えるって?んなわけない.勉強を頑張れたのもカナダに留学できたのも,過去にいじめや挫折で計り知れないぐらい苦しんだから.いいところばかり見える表面だけ見ていても何もわからない.身のまわりのことに感動できるのも美味しいものを食べられるのも生きているからこそっていう人もいるけど,それと引き換えに苦しみを味わいたくなかったね.味わった苦しみの量のほうが圧倒的に大きいから.幸不幸を知っているから,幸せの取り合いのための争いが起こるわけで.知らないほうがいいこともある.ちなみに死ぬことに対してではなく生まれてくることに対して議論しているので,もちろん自殺願望や希死念慮は一切ない.
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ななしさん
私も、たけさんと同じ意見です。
こないだ母にこのこと言ったら「あんたは、ちょっとネガティブ過ぎない?そんなネガティブに考えなくてもいいんじゃない?」って言われました。
でも、こんな世の中に生まれてきた子供の身になってみたら、やっぱり可哀想だなとしか思えないです私は。
ななしさん
初めまして。
私も同じ意見です。
子作りする理由は、突き詰めると「自分が子どもを持つことで更に幸せになりたいから」以外にないと考えています。
産まれてしまえば、必ず死が訪れます。死の苦しみは相当なものでしょう。それを味わわせるのが分かっていながら、それでも、自分が幸せになりたいのです。
親は子どもを作るという選択肢があり、産み落とされる子どもには選択肢がない時点で親のエゴ以外の何物でもありません。
要は、自分のことしか考えていない自己中心的な人間でなければ子どもは望まないかと。
また、たけさんが仰るようにこの世は圧倒的に辛いこと理不尽なことが多いです。子どもか幸せになれる確証がない以上産むべきではないでしょうね。
基本的に誰かの幸せは誰かの不幸の上に成り立っているものです。生きづらい現在の競争社会に、自分が幸せになりたいからと子どもを作り放り込む人間には吐き気がします。
これをみた他の方に、私が不幸だからと思われそうな気もしますが、ある程度裕福な家庭で育ちましたし、家族友人、パートナーにも恵まれ仕事もあります。
しかし、時を戻し、産まれずに済む選択が出来るのであれば確実にそれを選びます。
ななしさん
私の子供7歳も、子孫を絶やすために結婚しないと言います。子供ながらに絶望感や生きる辛さを感じているのだと思いました。
名前のない小瓶
生き物の本能ですかね。
そこは考えて行動してる人はあんまりいないと思います。
反対に、人は考えることができるから、考えた結果、産む必要性がないと気づいたり、産まない方がいいと感じたりして自ら産まないと決める人がいるんではないでしょうか。
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