一年前に研究室の人間関係のことで抑うつ状態になって外部のいろんな人に助けを求めました.このままだと死んでしまうと.(ちなみに同じ研究室の人については既に修了されたドクターの先輩以外は声をあげても助けてくれませんでした).ハラスメントで訴えてやろうかという気持ちもありましたが,大学も大事(おおごと)にしたくないので相談するたびにそれをうまく流そうとするんですよね,残念ながら.この経験を通して僕は,自分と同じ人間という生きものをあまり信用しなくなりました.ちなみに,精神的につらい思いをしている人に対して,「つらいのならやめてしまえばいい」,「やる気がない」などといった心ない言葉を無意識に悪意なく投げることにより,その方が命を落としたときに遺書にあなたの名前が載る可能性とあなたが言葉という凶器で人を殺め一生後悔の念に苛まれる可能性がそれぞれ高くなることに対して,相当な覚悟を決めてからこれらの言葉を投げるようにしてください.この数年間で,いまいる環境で昨年から味わっている苦痛とこれによって掘り返された子ども時代のトラウマのせいで荒らされてしまった僕の心の中には鬼が住み着きました.僕の目つきも雰囲気も一年前とはいい意味でも悪い意味でもかなり変わっているはずです.痛みを優しさに変えて弱い立場の人間に寄り添う努力はしますが,その一方で僕のことを傷つけてくる人間に対しては立場など関係なく容赦しません.あれだけ苦しんだにも関わらず穏便に流してあげたことに対し,一年前に僕に悪夢を見せた人間たちは感謝すべし.あと少しのところで互いの人生が崩壊していたといっても過言ではないのだから.今後,僕のことを傷つけるのなら覚悟を決めてからにしてくださいね.