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29歳同性愛者(ゲイ)で農家の息子。私は長男で、小さい頃から実家を継ぐ事を考えてました。農業の仕事は好きでしたので、高校も農業高校に行きました

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初めて投稿するので読みづらい文書かも知れませんが書かせて下さい。
私は29歳同性愛者(ゲイ)で、私の家は農家をしてます。
私は長男で、小さい頃から実家を継ぐ事を考えてました。
農業の仕事は好きでしたので、高校も農業高校に行きました。
卒業後、直ぐに親父と家族の手伝いをしながら将来農家を継ぐ事を考えて10年間仕事を頑張ってました。
ですが知り合いの農家の人や同級生が結婚したりして、結婚しないのかと言われして悲観的になっている自分がいます。
私はゲイなので結婚は出来ないし子供も持つ事は出来ません。
偽装結婚とかも考えたりしましたが、そんな事を考える自分が嫌になります。
私はカミングアウトしていないので、親にも周囲の人にも自分を偽って生活していたからか1年前、精神的に不安になり体調も崩してうつ病になりました。
最近では何もかも嫌になってこの先生きて行くのも疲れてしまい仕事にも影響が出てて、消えたい死にたいって思ってる自分がいます。

文書が長くなってしまい、すみません( ´_ゝ`)
名前のない小瓶
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ななしさん

とても真面目に、真剣に農業の仕事に向き合われているからこそ、家族を大切にされているからこそ、悩みは深くたいへんお辛いことと思います。そして同じような境遇の方が周囲にも、そしてネットの上でも見つけにくいからこそ、自分の居場所がないと絶望してしまわれているのではないでしょうか。でも、自分らしく生きられないところに留まったまま身を固くしていたら、誰でもいつかは死んでしまいます。いつ投稿されたのか日時がわからないので、このメッセージが良いタイミングで届くことを祈ります。

しかし、自分の人生を生きるための「小さな勇気」を出さないで、絶望の衝動から自ら命を絶つのは、お天道様からいただいた命ですから、あまりにも自分自身に対して非道いことです。これまで頑張って来た自分に失礼です。

「小さな勇気(を出して積み重ねれば、次第にそれは大きな勇気になって人生を大きく好転させて行きます)」には、もちろん時機をみていつか親やきょうだいにカミングアウトすることも含まれると思いますが、その前にも選択肢を見出して行動出来ることはあると思います。

親や周囲をおもんばかるあまり、自分を大切に出来ないほどに思い詰めて仕事にも生活にも身が入らなくなるのであれば、一度そこ(ご実家)を思い切って離れてみることを決断なさってみてはいかがでしょうか?

とても辛い決断ですが、自ら命を落としたり、精神的に暴発してしまうまで思い詰めるより、はるかにあなたのこれからの人生にとって意義のある経験(嬉しいことも辛いこともある。それが人生)となるはずです。親や周囲には、とりあえずは1年の「自己研鑽の研修(という名目でもいい)」と啖呵を切って、実家から思い切り遠くへ、出来ればクローゼットであるあなたが周囲の目をほとんど気にしなくていいところまで行って、本来の自分も少しずつ出しながら生活してみるのです。しかし無計画で無謀な逃避行では意味がありません。その無謀さから来る不安でさらに迷うことになるかも知れないからです。

相談者のあなたは、農業のスキルをお持ちで10数年の経験と実績がある。自分が持てるもので少なくとも勝負が出来ると、環境がガラッと変わってもまだ自分を保てますし、新しい環境での学びや成長をまったく離れずに、生活が出来ます。新しい地での収入をいきなり当てには出来ませんから、ある程度の貯金は用意しておきましょう。「貧すれば鈍する」です。

そこで一例を挙げておきます。

日本国内ではまだカミングアウトをして就農されているケースはあまり多くないようで、相談者のあなたも国内では不安でしょうから、思い切って海外に出てみませんか。LGBTの権利を国として擁護している国であれば、業種などでのネットワークもあり、また日本社会の閉鎖的な目を気にしなくて良くなるので、自分らしさを出しやすくなります。もちろん外国人としてどう生きて行くかというチャレンジはありますが、それもまた経験。自分らしく生きる上でのチャレンジなら、まだ引き受けられる。

では具体的な例を挙げておきます。どうやって、何を、どこでするのか、です。
年齢的に29歳ということなので、年齢制限がかかる国があるかも知れませんが、日本が国として他国と協定を結んでやっている「ワーキングホリデー制度」を利用することです。お試し海外就労経験が出来る制度です。申込時に自分がゲイだという必要はありませんから誤解のないように。以下のリンクから説明を読んでください。

https://www.jawhm.or.jp/

端的にいうと、普通は外国で就労する時は労働ビザが必要で取得にはハードルが高いのですが、これは合法的にバイト(正規就労はダメ)をしたり、語学学校にも通ったり、旅をしたり出来る特別なビザが発給されます。目的は自由です。(ちなみに、JICAの海外青年協力隊の方は、農業指導員とかの派遣カテゴリーがありますが、アフリカやアジアの「反LGBT諸国」ばかりなのでおすすめしません。ゲイだと犯罪になる国々が多い。却って苦しくなります)

もし私があなたのような境遇なら、現時点の語学力はともかく、行く前に少し身につけたり、行ってから語学学校にも通うとして、能力が高くなくてもいいので、LGBTQが生きやすい国で、農業大国を選ぶでしょう。上のリンク先のページの下に国別リストがありますが、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドは、いずれも英語圏で農業国でもあり、LGBTQの権利擁護が進んでいます。また欧州ならLGBTQの権利擁護と社会進出では世界トップクラスのオランダやデンマークが最先端のシステムを駆使する農業大国で先進国です。これからの日本の農業の未来のためのヒントが学べるかもです。さらにアジア初の同性婚合法化と親日的な台湾(必ずしも農業大国ではないが、農業は盛ん)も。

はっきり言いますが、語学力の先に何をやりたいか目的があれば、語学力がゼロからでも伸びます!言葉はツールです。農作業用の機具みたいなものです。

こうした国々に行って、農家でのちょっとしたバイトでも、下働きからでも、ある程度自分のスキルが活かせるところでも農家を探してチャレンジしてみる。そして地元(なのであまり田舎過ぎないところがいいかも)のLGBTQコミュニティにも顔を出してみたりする。もしかしたらオープンなゲイで農業に従事している人たちとの交流もあるかもです。もちろん農業から離れた現場体験をすることも良いと思います。

親がノーと言っても、この決断を親が後押ししないなら実家は継げないという覚悟で、まずは家を出て1年思い切り頑張ってみる。一度死んだつもりで、これまでにない自分を生きてみる。その先のことはその時に考える。用意周到に大胆に。そして勢いが大事です。もっと海外の地に止まるのか、あるいは学んだり経験したことを携えて、いつか帰国して農業を続けるのか?あるいは別の生き方を見出すのか?今人生を自ら終えるなんて、勿体なすぎます。

ぜひ性的自認のクローゼットから出る前に、自分が息をしやすい環境へ出るために小さな勇気を振り絞って、行動の第一歩を踏み出してみてください。

最後に一冊、本を紹介しておきます。あなた自身を大切にし、より自分自身として生きていくために。(これは宗教本などではありません)

「モンク思考 自分に集中する技術」
(ジェイ・シェティ 東洋経済新報社 2021年)

ななしさん

農業のお仕事は大事だと思いますし、10年も続けて来られたなら、もう相当な実力も身につけていらっしゃいますよね。

それが、結婚のことでお仕事に影響が出るだけではなくて、命まで投げ出したくなるほど辛い思いをするなんて、本当に残念なことです。

一番いいのはカミングアウトして、そのままのあなたを周囲の人達に受け入れてもらうことのような気がします。

偽装結婚も、ちゃんと相手の承諾を取り、ギブアンドテイクの契約関係を維持して行けるなら、それほど悪いこととも思えませんけどね。

あなたがあなたとして生きられていないのが、うつ状態の大きな原因の一つなのは間違いないでしょうし、今いる場所で受け入れてもらえるのが最善としても、そうじゃない場合どこかよそで働くことも含めて、いつかは身の振り方をよく考えて行動して行く必要があるのではないかと思います。

結婚する気はない、で押し倒すのもありでしょうし、あるいはあなたの同性のパートナーを見つけて同居する、という未来だってあるかもしれません。

あなたが納得できる幸せの形を、見つけて行けるといいですね。
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