母親が傷つくのを見るとすごく嬉しい気持ちになる。心からの笑いがこみ上げてくるんです。現在中二女子です。一応エリートと呼ばれる部類に入るらしい単身赴任中の父親

みなさんお返事ありがとうございます！

黒豚のオッサンさんへ

イラつく人…そうですね。
嫌いな人はあまりいないのですが嫌いになるともうダメって感じになっちゃいます。学校ではなんの面白みもない普通のおとなしい女子ですね。


二つ目のお返事をくれた方へ

自分の行動パターンを記録…なるほど確かに良いですね！
心理学も昔から興味があるので機会があれば学んでみたいです。
たくさんアドバイスありがとうございました！

三つ目のお返事をくれた方へ

やっぱり家を出るのが一番ですよね…。
勉強頑張って早く自立できるよう頑張ります！

多分、かなりの確率で、あなたの生育歴のいずれかの時点で、お母さんを憎んだり嫌悪してもっともな理由になる出来事が、何か発生したのでしょうね。

比較的わかりやすい虐待の場合もあれば、微妙な心理的な裏切りの場合もあり、他の兄弟との兼ね合いなどいくつかの事柄が複雑に絡み合っている場合も多く、それらを解きほぐすのは大抵、容易ではありません。

あんまり小さかったり、ショックだったり、日常的に繰り返されたものだったりすると、覚えていられないことも多々あります。
本当に極端な例だと、例えばあなたを妊娠したことをお母さんが喜べず、胎児のうちに何とか流産しようと手を尽くし、自分の体ごとあなたを痛めつけていた、という出来事が根本原因である場合があるくらいですし。

サディスティックな愉悦に発展しているとなると、ちょっと、いえかなり、深刻な問題に発展する可能性もあって、できればあなたか、あなたとお母さんの両方が、心理療法的なものを受けた方がいい気がします。
でも、あなたはまだ中学生ということですし、なかなか難しいですよね…。

とりあえず今のところ強みなのは、あなたがそんなに昔から自覚があるくらいお母さんのことを憎悪しているにも関わらず、何とか持ち堪えて今に至れるほどの自制心を持ち合わせていることですね。
メンタル的にも、あなたは生まれつきお母さんよりずっと強靭な面を備えているのでしょう。

でも、あなたくらいの年齢になり、第二次性徴期を迎えると、ホルモンバランスの関係で情緒的なコントロールがとても難しくなるのと同時に、過去のトラウマも今まで沈んでいた水底がかき回されて、思いがけない形で飛び出しても来るんですよね。
いわゆる反抗期に当たりますが、特にトラウマになるような出来事がなく、愛着形成がうまく行った安定した子でも、この時期は本当に激動期です。

それでも、あなたがあまり困った羽目に自分を追い込まないために、して行けることはいくつかあるように思います。

まずは、どんな形でもあなたが安全でさえあればいいので、何らかの形の逃げ場を作っておくことです。
できれば実際に逃げ込める所がいいですが、ネット上の繋がりでも、何か夢中で没頭できる事でも、比較的健全であれば何でも構いません。

それから、これは本当にできれば、なのですけど、あなたのペースで心理学的なことを色々勉強したり、自分の行動パターンを記録したり、情動的な吐き出し口を確保したり、そういうことができれば、あなた自身の助けになるのではないかと思います。
もし、見た夢を覚えているのであれば、それも記録しておくと何かの役に立つ場合があります。

お母さんとは、極力距離を保つのが、おそらく今の時点では一番いいでしょうね。
ですが、もしそれなりに平穏に話せる時があるなら、あなたの憎しみの原点について、探りを入れてみることもできるかもしれません。
くれぐれも、無理は禁物ですが。

何より避けてもらいたいのは、現在の自制心からするとその可能性はあまり高くないとは言え、何かの弾みでカッとなってあなたがお母さんに暴力を振るい、それを常習化させてしまうことです。
それくらいなら、あなたがその家を出るまで常に半径5メートル以上の距離を保ち、必要最低限以外一切口を聞かない方がずっとマシです。

あなたもおっしゃっている通り、彼女にあなたが手を汚す価値などありません。
ですが、はっきりとお母さんの「痛がる姿」に高揚を覚えているとなると、その垣根を越えてしまう危険は、やはり常にあると思いますから、そこがどうしても心配です。
道徳的にどうとかの話ではなく、一度そういう風に結びついてしまうと、今度はそれほど憎い相手から離れて生きることが、格段に難しくなってしまうからなのですけどね…。

私は、あなたとは少し趣が異なりますが、やはり母親と確執があり、現在は絶縁状態で暮らしています。
彼女の生育歴にも私の生育歴にも山のように問題やトラウマがあり、どうしても健全な親子の結びつきというのができませんでした。
何より、彼女が愛だとか情だとか称するものが、かなりわがままで身勝手な支配と独占欲を孕んでいたのが堪え難かったです。

それでも、何年も掛けて問題を少しずつ整理し、とにかく彼女と私は別の人格である、と、今でもまだ多少引きずられながらではありますが、思えるようになったことはかなりの進歩なのだと思います。

あなたもどうぞ、何とか無事にその場所から離れて、憎悪は何とか手に負えるサイズに縮小し、自分のために、自分の進んでみたい道を進めるようになりますように…。