自殺予定日約2ヶ月前。
自殺予定場所へ下見に行こうと思ったら、また天気が荒れて、交通手段が運休になっていた。雨と強風だ。やっぱり昨日のうちに、眠い体を叱咤して行けば良かった。天気も良かったのに。どうしていつもこうなんだ?自殺予定場所へは観光だって兼ねているのに、まるで自殺を止められているように感じるのは気のせいだろうか。
休日だと言うのに、また何処へも行けなかった。苦しい。眠い。死にたい。
私は死ななければならない。自分の言動にはもううんざりだ。コントロールも出来ない。周囲の人間にどう思われているか、考え出すと恐ろしくて仕方がない。あれこれ考えたって無駄だ。私は早く死ぬべきだ。遺書作成は簡単だから、早く身辺整理を始めなければならない。自殺の準備さえしてしまえば、後は死ぬだけだ。
飛び降りが叶わないなら、首吊りで良い。大きめのクローゼットとコードがあるから丁度良い。事故物件にしてしまうのは申し訳ないが、どうか死なせて欲しい。
いや、死んでやる。もう生きていたくない。こんな自分は、死ぬべきなのだ。自殺が義務なのだ。考え方や性格を変えなければ、私はいつまでも自殺願望から逃れられない。でもそれで良い。自分の性格という現実を見る事が出来ている現状を変えたくない。せっかくの貴重な自殺願望だ。これから先、もう楽しい事も起きなくて良い。死にたいという気持ちに消えて欲しくない。死の直前に逃げ出さないように、徹底的に追い詰められてしまえば良い。
ネットであるブログを見つけた。自殺は何故いけないのか、という問いに対する一つの答えが提示されていた。
それは、「自殺を前提に考えて生きると、熱意が失われ、周囲の人間との差がついてしまう。一度レールから外れたら、戻るのが厳しくなる。つまり、自殺の準備を進めてしまうと、いざ自殺をやめた時のリスクが大きくなり、余計に後には引けなくなる。だから自殺は駄目だと言われるのではないか。」と。納得した。本当にその通りだ。同時に絶望した。分かっている。この世界で生きていく上では、他人との競争が当たり前で、努力は必要で、それが出来ないなら満足感は得られないという事。
ほらな、努力嫌いな自分は、やっぱり生きる事に向いていない。楽に生きるのも努力がいる。ここは現実だ。ここは自分に都合の良い世界なんかではない。
大人になってから、恵まれているように見える人間は、その多くが苦労と努力を重ねている人間だと分かってきた。恵まれている奴は良いよな、なんて私にはもう言えない。苦労も努力もしていない私が望むものを手に入れられなくて当然なのだ。それが現実だ。そんな現実が、私にはとても辛い。情けない甘ったれだ。さっさと死ねば良い。子供じみた感性で、駄々を捏ねるような人間など、勝手に死ねよとしか言えない。世界が優しくない?わかってくれない?何を言っているんだ?分かっていないのは自分の方じゃないか。お前は絶望したんじゃない。現実を認識しただけだ。それだけで何をひーひー言ってるんだ?本当に馬鹿だな。やっぱりさっさと死ねよ。お前に生きる力なんざねえよ。死んでしまえ。
良かった。少し前を向こうとしていた気持ちが引き戻された。やっぱり後ろ向きな性格こそ自分だよな。私に自殺以外の選択肢は無いよ。分かっているなら、さっさと死ぬ準備を始めろ。
大丈夫。死ぬのは一瞬さ。
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Lustforlife
(小瓶主)
ラビさん、ねこドーナツさん、お二人とも素敵なお返事ありがとうございます。
ラビさんの、「途中で諦めた人間はガキのレッテルを貼られるだけ」という言葉。薄々分かっていた事を、突き付けてくれてありがとうございます。
甘ったれな自分を嫌っているくせに、甘ったれな自分のまま終わらせようとしていた事、改めて考えていたら本当に馬鹿らしくなりました。
ねこドーナツさん、「本当に自殺したい人間はとっとと死ぬと思う」という言葉。
本当にその通りですね。
首を吊ろうとコードを手に取り、死に近付いた瞬間があったのは事実ですが、首に掛けてみてから、何か違うな、と思いやめました。
飛び降り場所の下見にも行ったけど、やっぱり境地に至る事はありませんでした。
死を目的に生きている事に変わりはありませんが、この小瓶を流した瞬間からは少しだけ、心持ちも変わっています。
改めてお二人とも、言葉を掛けてくれてありがとう。
ねこドーナツ
こんな自分、なんて、言わないで下さい。
あなたは一つも悪くないんです。あなたにとったら、
何にも知らない奴がなにいってやがるアホって感じだと思いますが、あなたの小瓶をみていてあなたの謙虚で誠実な性格が伺えます。
きっとLustforlifeさんは、自分を客観視する事がうますぎて、自己嫌悪に陥ってしまうのだと思います。
「死にたいは、助けての合図。」
この言葉を、何かの本で見ました。
私は、確かにそうだなと思いました。
きっとあなたは、本当に自殺したいんじゃないんだと思う。
だって、本当に死にたかったら、自殺までのカウントダウンなんてせずにとっとと死ぬと思う。
「死にたい」を、「助けて」にかえてみませんか?
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