名前のない小瓶
単純にね、勉強して実績を作っておくと、死ねないにしても楽に生きられる選択肢が広がるらしいよ。
勉強ってさ、学生には辛いかもしれないけど、大人になると、こう言っちゃ悪いけどもっと辛いことがある。
そういうのに遭遇しても、やっぱり私は痛いのとか苦しいのとか死に損なったときの不快感や不便さを想像して死ねずにいる。
でも、そんな私は勉強して有名大学に入って、そこそこの収入で、そこそこのワークライフバランスの職場にいられるから、好きな服を着て、好きな物を食べて、好きな部屋に住んで、好きな音楽に浸って、好きな本や映画を見たり、休みの日には昼寝をしたり、買い物したり、そうやって人生の苦痛を癒すことができています。
だから、よく分からないならとりあえず自分が心地よいことを叶える方法を考えてみたらどうだろう。