悲しい、寂しい、自分を裏切って生きるのは辛い。
虚しい心、表ばかり着飾って空っぽ。
誰にも愛されない、好かれない、友達もいない。
たった一度の人生なのに棒に振っている。
いつも誰かの言葉で喋る、中身はない。
何がそんなに辛いのか分からないと言われる。
無理解と非情。隔たり。
自分自身の手に負えなさとやるせなさや、筆舌に尽くし難い苦しみにのたうつことにも慣れ、ただ心を閉じ込めて過ぎ去るのを身を固めて待つ。
もう生きていたくない。
いつか大切な人を失うのが怖い。ずっと一緒にいたい。どうかいなくならないで。
いない神様に祈ってばかり。
死んでしまいそう、千切れそう。
もうダメかもしれない。
死にきれなくて生きている。
みんな優しいのに、妬んで羨んでばかりで嫌になる。
何も見たくない、汚れすぎてしまった。
何者にもなれない、何もできない。苦しい。
こんなに恵まれているのに、何をそんなに可哀想ぶって。
明日にならなければいいのに。
本当は生きたくて仕方ないのに、上手く生きられなくて消えてしまいたくなる。
何もかも最初からなかったことにならないだろうか。
自分一人いなくなっても、誰も何も変わらないのに。
誰かを愛したかった。孤独だ。
でもいつか必ず夜は明けるよ。絶対大丈夫だよ。諦めないで。
と言い聞かせて藻掻く、生きるしかない。
本当は感謝したかった。誰も恨みたくなかった。
醜い身体引きずって、今日も生きている。
どれほど傷ついて痛くても、誰かの味方でいられるよう強くいたかった。
きっと大丈夫、過ちも乗り越えられる。