腕をかきすぎて跡になっているのにやめられない
でもわたしは知っているやめたくないのだ
ある日、親に怒られて悲しいムカつく!もうやめて!と思った時
腕をかきむしった
赤子が泣きわめくような
辛いアピールみたいなものだった
それから親に叱られることとは別にストレスを感じる度に腕をかくようになった
苦しい気持ちが紛れるような、いつか家族がわたしの苦しみに気づいてくれるんじゃないかっていう期待
どうしてもやめたくない。でもこんな自分は嫌だ。
だけど言葉で伝えるのは難しく感じていた。
腕についた傷跡は苦しんだ分だけの跡
見ると安心する
自傷行為の願望は前からあったけれど、リスカだけは絶対にしないと決めていたし、跡になるのは勘弁だった。
でも腕をかきむしった跡なら普通に治るからいいんじゃないかって……ハマってしまったのである。
腕をかく理由については今までずっと自分の中ではぼんやりさせて、単なる「悪い癖」だと思い込ませていた。
でも無意識にやっているわけじゃない。知ってたし