はじめて、私のことを心の底からじっと見つめてくれる人がいた。
性格がどうのこうのとか、見た目がどうのこうのとか、勉強、運動、、、
そういうこと抜きに、私の心の中を私の中の私をじっと、目を背けずに見てくれる人がいた。
そんな彼女は破天荒で、型に囚われないで、とても真っ直ぐで、とても危うい人だった。
私とは全く違う、そんな人だったから余計に眩しく見えた。
彼女にはなれないと分かっていたからこそ彼女はとても眩しかった。
私は彼女に何が出来たのだろうか。
彼女の手を掴むことが出来たのだろうか。
私の前で見せてくれた優しい笑顔は本物だったのだろうか。
私は彼女の本当の姿を見つめることが出来たのだろうか。
彼女は今何を思っているのだろう。
冷たい病室の隅で彼女は目を覚さないでいる。
夢でもみているのだろうか。
そこに私もいるのだろうか。
もし、また目を覚ましてくれたのなら、彼女は私を抱きしめてくれるだろうか。
そして私は彼女を抱きしめることができるだろうか。
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ななしさん
自分に起きた事を
誰かが文章にしたのかと思った。
もう20年以上前の出来事。
その時年上だった彼女よりも
はるかに年上になってしまったけど。
何が出来たかとか、
もっとこうしたかったとか、沢山考えたけど、
相手がいないとそんな思考は全て虚無で
風化してしまった。
残ったのは、好きだった気持ちの思い出、
貰った温かい気持ちの思い出、
未だに時々思う居なくて寂しいという気持ち、
死んだ後会えるなら、伝えたい言葉。
人は簡単に思いもよらないタイミングで
あっさりといなくなるから、
伝えたい言葉があるなら、
すぐに伝えないと。
抱きしめても許されるなら
躊躇なく抱きしめないと。
相手がそこにいないと、
後悔すらも虚無になる。
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