今朝、治療中の歯が疼いて目が覚めたんだ。
長時間の立ち仕事で足の裏がなんだか変に痛い。
以前に傷めた腰もジワジワと痛みがある。
こんなことばかり。
今、体のあちこちに、あれやこれや小さな火花が発生してる。
山火事になる前の小さな火を鎮火するためなんだ、と思うことにしてる。
早期発見とまではいかず、治療に時間がかかることになってしまったけど、
それでも、まだギリギリどうにかなる、と思う。
前向きに考える、物事には必ず良い面がある、そのことを信じて。
それでも、ものすごく参ってしまうこともある。
歯医者さんの帰り、直角ほどにも腰の曲がった女性が、
ゆっくりゆっくり自転車を押して歩いていた。
買い物に行くと、年配女性どうしの、
「もう嫌になっちゃうわね、あっちもこっちも辛くて」という会話が耳に飛び込んでくる。
知り合いの高齢者の方からは、介護の問題が行き詰まり、参ったと打ち明けられる。
生きるってそういうことなの?
たくさん悩んで、勇気を出して試してみてうまくいったりいかなかったり、
傷ついて、病んで、それでももう一度立ち上がって、少しずつ前へ進む力を得て、
切り捨てるものは切り捨てて、しっかり地に足をつけて生きていこうと頑張って、
今だけはここで頑張ろう!と頑張って走り続けてその挙句、疲れすぎて、
そして体にトラブルがたくさん起きる。
誰もがその人の人生の中で精一杯生きてる。
立ち止まることですら、精一杯の頑張りだと私は知ってる。
動き回ることだけが、頑張るということじゃない。
戦いは外に向けたものばかりじゃない。
そうして頑張って生きて生きて、その先にあるのが「辛い体」「辛い現実」「孤独」だなんて・・・・。
あまりにひどすぎる。
この先、私に起きてくることは幸せではないの?
常に体の問題と付き合っていかなくてはならないの?
どん底の時にも自分で自分を殺さず、頑張って生き抜いてきた褒美はないの?
真面目に生きて家族を養ってきた人たちが、年老いた今になって、
相談する相手も見つからない世の中で、居場所を失いそうになって途方にくれなくてはならないの?
こんなのが人間の一生なの?
これから先、大変なことばかりが増えていくの?
日々、ひとりで生きている私は全てをひとりで引き受けなきゃならない。
時には、「犬が具合悪い」なんて、友達の泣き言も引き受けなきゃならない。
心の中で「気持ちはわかるよ、でも悪いけど今、私はそれどころじゃないんだ」とつぶやきながら、
「大変ね」といたわらなきゃいけない。
どんどん、どんどん気が滅入るばかり。
でも生きていかなきゃならない。
布団から出てカーテンを開けて、朝の光を室内に引き入れて、
そして思わず口に出して言っていた。
「ぜっっっっったいに負けない!」
人生は戦いじゃないのに。
できれば、幸せな気分で目覚めたい、つらいことも笑って語りたい、
大変なことも笑ってこなしていきたい、
明日への小さな楽しみを抱きながら眠りたい。
ワクワクした気分で一日を始めたい。
でも、今は、今は・・・・・こんな希望のままにいるのは少し無理。
ちょっと手詰まり。
これからの幸せを信じて生きていくための、希望の言葉をください。
ななしさん
老い は 避けられないし 病気にならない努力をしていても 高齢になれば 何らかの病気になってしまう。
織田信長が 「人間 50年…」 と言ってた事がしみじみ解る 年齢になりました。
私は 50歳の後の人生は なんだかオマケのような気がします。
2000年になった 科学の力 とでも言うか… 100年前の平均寿命から 比べれば。
オマケを戴いた 生きる時間ですから 寿命尽きるまで 足腰の痛みに耐えながらも 世の中を見ていたいし 美味しい物を少し食べたいし 四季折々の風景を のんびり見て居たいと思います。
あなたは 強く 聡明な方のようなので その 強さと 聡明さが仇にならぬよう 悲観的思考に向かわぬよう 今日は 今日を生きて下さいね