僕は今、シャボン玉みたい。そっと触っただけでも壊れちゃうよ。元々、ここまで弱くなかったんだけどね。ボロボロになっちゃったよ。これは、僕がリスカしちゃったお話

僕は、いつだって矛盾している。

僕は、僕のことが嫌い？僕？
ねぇ、聞いてる？しらす？



辛かった、苦しかったんだ。

こんなの、頑張れば耐えられたはずなのにね。
僕のメンタルはそれほどまでに強くなかったみたい。

僕は今、シャボン玉みたい。
そっと触っただけでも壊れちゃうよ。

元々、ここまで弱くなかったんだけどね。

ボロボロになっちゃったよ。

これは、僕がリスカしちゃったお話。




僕の兄弟は、ヤバい奴ばかりだった。

だからパパとママに、

『お前だけは、まともに、普通に育ってくれ』と言われ続けた。

謎の期待を被せられて育った。

でも、おかしくなっちゃったんだ。

僕が出てきたから。

人格が『やぁ！』って感じで、みんな出てきた。

おかしくなっちゃった。

でも、相談なんか出来なかった。

だって、『まともに育って』って言われたのにそれが出来なかったんだもん。




で、問題児ばかりの家族でまた問題が起きた。


『嫌だ、苦しい、辛い、こんな家族もう嫌だ、消えてしまいたい』

僕は心の奥底からそう思った。


これを期にもう、いちゃおうかなって勢いでママに相談した。

なんだかんだ言って、期待してた。

家族だから、とりあえずは認めてくれるだろう。って、




ママはね、静かに僕の話を聞いてくれていた。


僕は、泣かないように努力した。

だってキモいって言われちゃうんだもん。

でも、息はあがってきて、涙なんかボロボロと落ちてくる。

そんな状態でも、ママは話を聞いてくれた。


でも、僕の話なんかほっといて、お金の話をし始めた。


あぁ、最後までお話聞いてくれなかったな。

まだ、話したいことがあったの。


“僕が自殺しようとしてる話“


これを話してね、そっとこの世を去ろうとしていた。



悲しいな、辛いな。

何でか分からないけど、涙はとまんなくて。

目は赤くなって、痛くて、息が詰まる。


『ばいばい。』そう言って去ろうとしていた。


死ねないな、なんか。

だから、死なないためにリスカした。



ごめんなさい。

ほら僕はやっぱり矛盾している。


『自分で自分を傷つけないで』なんて言ってた僕は、どこにいったの？

僕も、しちゃったじゃん。






僕は、バカだから優しくされるとすぐに人を好きになっちゃう。

僕の悪い癖。


死にたいって、あの日心の底から思ったよ。
消えたいって、あの日心の底から思ったよ。
自殺するって、あの日心の底から思ったよ。

なのにさ、楽しいと思ちゃった。


此処にいる時間。




どうしたら良いのかな……？

ねぇ、誰か教えて………