これから書くことは、過去の俺がつらかった時に付箋に書き出したこと。
とても小さなメッセージだけど、気づいてほしかった。手を差し伸べてほしかったなんて我儘かな。
このお話を書くにあたって、当時の状況を説明したいと思う。
あの日は塾帰りでとっても疲れてたんだ。部活もあって、体はボロボロで。
迎えに来てくれた父に、「今日は疲れたなぁ。」って楽しかった部活の話をした後に、満足気に言ったんだ。
そうしたら父に「疲れるんならやめれば?金の無駄なんだけど。あーあ。こっちが疲れた。」って言われた。
あまりにもショックで、車の中では思考が追い付かなかった。
父が発した言葉だということを理解するのもやっとだった。
家について、食卓に行って他愛もない話をして。
母に部活の愚痴を笑い話として言って。
大笑いして。
お風呂入ってさあ寝るぞ!
思ったより心は痛んでたみたい。
涙があふれてきて。
自己嫌悪に陥って。
声を押し殺して泣いて。
全部が嫌になってきたからカッターを取りにいって。
そこでふと涙が止まった。
なんで泣いてたか分からないくらい。
冷静だった。
これまで自己嫌悪で止まっていた思考が動き出した。
この思いは残さなきゃいけない。
同時にそう思った俺は、付箋とシャーペンをもって書き始めた。
説明も登場人物も読者も最終回もない。
ただ、誰かに助けを求めるメッセージを。
疲れるならやめろ?こっちは本気でやってるから疲れんだよ。疲れても楽しいから「疲れた」を隠してるだけ。楽しいより疲れたが下でも、疲れたが99のことだってある。100の楽しいに隠れて。そんなところに軽ーく「疲れた」なんて言われたら、上限超えちゃうね。ギリギリだもん。これが正論?俺は正しいなんて思わない。ただの俺の気持ち。俺はいつまでいい子でいるの?なんでいい子じゃないとだめなの?いい子って何?考えるのも疲れた。体が重い。いっそのこと、ずっといい子でいれば楽になれるのかな。
今でも思う。
いい子って何だろう。
疲れたって何だろう。
きっと答えのない問いだけど。
ちょっと探してみたいって思えた。
この体が壊れる前に。
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ななしさん
私もいい子ってなんだろうって思う時があるよ無理しないでね
貴方の答えは何処にある?そしてどんな答えが出るんだろう?答えはないかもしれない、あるかもしれない。無くてもあってもどっちでもいいかもしれないし。何かしら結論が出るといいね。
貴方の体は?大事にしてね。
我儘なんかじゃ無い、貴方の大事な気持ち。
小さいメッセージと書いていても、決して小さくは見えないそれがあるがままの貴方の気持ち。きっとたくさんの中の始まりの気持ち。ゆっくり。無理せず。
ななしさん
あなたのお父さんはひどいです
こっちは本気でやっているというのが共感できます
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