学生の頃、感情が不安定になり、学内のカウンセリングに行った。自分で自分の事を分かっているから鬱病にはならないと言われた。
確かにそうだ。社会人になってからも色々と不安で落ち着かない時があったが、病気(私生活に大きな影響が出る)になる前に逃げ道を作り対策を打ってきた。
数ヶ月前、職場を辞めたい気持ちが強くなっており、宛メを見つけた。
始めは職場の不満を小瓶に流そうと思っていたのだけど、他の人へのお返事を書く事で気分を落ち着かせていた。
先月職場にて耐えられない事が起き退職願いを出した。
心拍数があがり、不安な状態に陥り、私も心療内科に行ってみようと決めた。
初診予約は何ヵ月待ちというところが多いらしく、初診予約毎日受付という病院に電話した。
私は慰められると泣いてしまう傾向があり、予約電話ですら泣いていた。次の日の予約がとれ、出来事と生立ちを紙に書いて持っていった。
診断医師を決める為の問診で、初っぱなから案の定泣いてしまい、紙を渡した。私のように泣く人は結構いるんだろうな。ティッシュが用意されている。胸の内を話せて良かった。
診断医師は、想定していた通りの応対で鬱的状況と言われただけだったが、低くなっている我慢の限界値を上げる薬があると知った。三週間飲み続けないと効果がないらしく胃が痛くなる副作用もあるらしいが。
三週間後には職場を離れ、気分が良くなる事が分かっていたので薬と次回の診断予約はお断りした。
その後、ネットで「書くカウンセリング」というのを見つけた。費用は高いけれど、話すのが苦手な私にとって合っている。職場を離れるまでの数日を凌ぐ為と、過去についても聞いて貰いたくて申込。
現在の職場の事や、将来的な家族についての不安要素、自分自身についてを事細かく書いた。
三週間経ち、現在は退職前(正式には決まっていない)の有給休暇中。
何の因果か、家族の事で不安要素がまた舞い降りて来た。
数年音沙汰なかったのに。
カウンセリング中で良かった。
問題解決するのは自分であって、返答も予想されるものだけど、話し相手が居る、事細かに聞いて貰える存在は凄く有難い。