※同性愛注意です。
独り言です。
君の前から遠ざかって、これでよかったのかどうかはわからない。
色々助けて貰ったのに、何も返せず逃げてしまったけど、僕にはそうするしか平常心を保つことはできなかったんだよ。
わざわざ僕に話しかけるためだけに遠くから走ってきてくれたね。
「お前は一番の友達だから」
そう言ってから、彼女と幸せそうに歩いていく君の後ろ姿を見て、僕は「またね」を言えなかった。
君が視界に入る度に憂鬱になって、わざわざ逃げて隠れて。
「最近会わないな…。」
なんて言った君は、少しでも寂しいって思ってくれたのかな?
少し自意識過剰すぎるけど…。
新しい友達もたくさんできたみたいだし、
一時期不安定な関係になった彼女ともうまくやってるみたいだし、
相変わらずバイトにも一生懸命だし、
君がこの部屋にくることも、もうないよね。
どこでおかしくなったのかはわからない。いつから好きだったのかもわからない。けど、許される関係じゃないから。きっと落ち込むことも許されない。
「好きな人いないの?」
いないんだなこれが(笑)
笑うのも正直しんどいんだよ。
自分に嘘ついてるみたいでさ…。
でも、だからって君が嫌な思いをする必要なんてないよね。
受け止め方には色々な形があると思うから、これでよかったなんてどうかは僕にはわからない。
ただ、僕はこれ以上自分が傷つくのが嫌で君から遠ざかることを選びます。
君の幸せを祈ってる。
本当と嘘が混じったその言葉でしばらくは僕自身を守っていくつもりです。
無理しないでね。
大好きだったよ。
凄く、凄く、大好きだったよ。