ぬるま湯に浸かって生きてきたと思っております。
箱入り娘というか、世間知らずというか……
殴る蹴るの暴力をする人がこの世界に居るのは知っているけれど、実際に会ったことはないような、そんな感じなんですよね。
だから信じていないというわけではなく、むしろ逆にそっちを信じてすごく怯えている部分があります。
恐すぎるというか、痛すぎるというか……
凄惨な出来事が、フィクションだと思っちゃいけないと思って、想像できるあらゆる残酷な事象は、全部この世界に起きているものだと思って……
そういうのを考えずに平和に生きてる人が怖かったりします。
恐ろしいんです。こんなことを書いている間にも血を流して倒れている人がいることが。声にならない叫び声をあげている人がいることが。
それに何もできないどころか、平和にもこんな文字を紡いでいる自分が。そんな自分を殺したくなるんです。こんな世界にまるで何事もないかのように生きる自分が怖くて消えてしまいたい。逃げたい。生きたくない。冷たい自分が許せない。平気な自分が許せない。残酷だ。道端で泣き叫ぶ子を無視するようなわたしで生きなきゃいけないんだ。
自分には関係ない。皆どうせそんなもんだから大丈夫だよ。天使の方がおかしくて、悪魔の方が普通なんだ。
悪魔ばかりの世界で、天使は息がしづらいですね。
申し訳なくて、ほんと、わたしなんて早く死ねばいいのに……なんて、わたしが死ななきゃいけないならほとんどの人が死ななきゃいけなくなりそうだから許しちゃうんだ。そしてまた天使が苦しくなる。
ああ、最悪。ここはどうやら天国じゃないらしい。
そしてもっと言うなら魔界でもない。だから本当の悪魔は悪魔で生きづらいんだろう?
人間ってなんだよ。歪で、気持ち悪い。なんか知らんがずっと大嫌い。愛されてきたのに。優しくされてきたのに。大好きであってもおかしくないのに。
人が作るものは好きだよ。情緒を感じる心とかは好きだよ。
でもなんだ。なんか基本嫌いだ。自分もそのひとりだから、考えると本当に気持ちが悪い。
それがおかしいことじゃないとかそういうのはどうでもいい。大丈夫と言われて大丈夫にはなれない。わたしが人間である限りもうこれはどうしようもない。
わたしが何かに向ける感情すべてが嫌いだ。
わたしに向けられる感情ぜんぶが嫌いだ。
でもわたしは生きているから。逃げないから。
大好きだよ。嬉しいよ。貰える言葉は有難く頂戴します。天使に憧れる悪魔は偽りの天使として色んなものと関わります。嘘だと思うなら嘘でいい。本音を言っていると思うならそれが本音で。どうでもいい。大嫌いな自分の気持ちなんて、受け取り手が勝手に決めてくれ。好きに思えよ。何色にもしてくれよ。ぐちゃぐちゃにしてくれこんな人間。わたしは安全な位置で微笑みながら眺めているからさ。
今日もめちゃくちゃだ。
いつもありがとう。お疲れ様。
目とか脳とか休めてね。
それじゃあ。