なんか小説書きます
暇
前垢でも書いてたけど
新しいのにします
感想とか教えて
ちなみに
続編書くから
「二人の’’わたし’’が君を愛す #1」
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わたしは好きになっちゃいけない人を好きになってしまった…。
いや、好きになっては良いのかも知れないけど、
絶対に叶わない恋だから。
相手は絶対に気づいてくれないはずだから。
朝、スマホで設定していた通りの時間に起きる。
Twitterチェックをする。
YouTubeチェックをする。
一人ひとりのコメントを読み上げていく。
さらに気に入ったコメントには♡をつける。
わたしの仕事は
配信。
自分の分身(アバター)、
「みい」
として
見てくれている皆に夢を届けること。
今、登録者数は30万人。
よし、まあまあ頑張ってるね、わたし。
エゴサも忘れずにしています。
朝ごはんを適当に済ませて、
いつもの時間に’’あのひと’’が
家のインターホンを鳴らす。
『ピンポーン』
来た。
「はーい」
『みる?あ、迎えに来た』
よくよく考えたら
わたしはまだパジャマのままだった。
「あっ、ごめっ、、ちょっと入って!!」
バタバタバタ…
急いで部屋に入って着替える。
’’あのひと’’とは
わたしの初恋の男の子。
杉川満。
幼馴染で幼稚園の頃から同じ。
お互い高校生になった今でも
一緒に登下校したり、
週末にはお互いの家に親がいないため、
一緒に夕食を取ったり。
いつかはわからないけど
気づいたら好きになっていた。
ガチャッ、
わたしは扉を勢いよく開けた。
「ごめん、おまたせ!…ん?」
満はスマホを横向きにしてイヤホンをつけて何やら集中している。
「おいっ、行くぞ!!」
満のスマホを覗き込むと、
「…ああ、行くか」
ちょっと逸したね?
鍵を締めたかちゃんと確認してから二人で出発。
やっぱりさっき見てた動画って、、、
わたしは気になりすぎてもやもやしていた。
でもわたしは黙っているタイプではないので
何でも話してしまう。
「ねえ、満がさっき見てたのって、花歌みいだよね??」
花歌みい――つまりわたしの事。
「そう。おれの推し」
!?
「お、おぉぉぉ、、、」
「なんだよ、ついに壊れたか?」
横から顔を覗き込んできた満が
さらっと失礼なことを言ってくる。
(推し、、、推しですと、、、!?)
つまり、
わたしを推している…!?!
嬉しさMAXなんですけど。
気づいたら教室にいた。
でも、嬉しいかというと
どうだろう。
’’濱嵜(はまさき)みる’’
としては見られてなく、
’’花歌みい’’として
見られているのは
ちょっと…。
現実のわたしに対しては
どう思ってるんだろう。
’’花歌’’のわたしを
バラすのは嫌だし。
でも、’’花歌’’として
満に愛されるのは
違和感。
ちょっと
複雑。
(なんだろう、ちょっと堕とせるようにしないとだめかな…)
わたしは机に突っ伏した。
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#2も出すから
暇なら
見て
さらに暇なら
アドバイスと感想
くれたら
嬉しいな
長文、ごめんね
byこののん