ある程度の学歴で、忙しくもやり甲斐のある仕事につき、結婚してからは専業主婦として子供にも恵まれ、認知症を発症した一人暮らしの母を迎え入れてくれた優しい旦那さんがいて、年老いた保護猫3匹のお世話をして…
他人から見れば順風満帆で不満を漏らす余地のない、恵まれた暮らしに見えるかもしれません。
でも、毎日少しずつ、少しずつ、心が軋んでひび割れて、息ができない時があるのです。
祖父が他界した半分の年の45歳を迎えた時、「やっと折り返し地点に立ったばかりなのか」と、この先も続くであろう人生を思い、途方に暮れました。
希死念慮が拭えず、どんなに楽しい時を過ごしても、死への憧れが消えません。
胸がぎゅっとなって、息苦しくて、目が覚めるとまた今日を生きなければならないのかと、絶望に目の前が暗くなります。
自分勝手な甘えと思います。我が儘で弱いだけだと自分でも分かっているのです。
それでも、家族のため、自分のために少しでも前向きに考えようと色々行動しても、感じるのは虚しさばかり。
悲しくはないのです。涙も出ません。普通通り笑ってもいます。
でも、1日も早くこの人生が終わることを、毎日願ってやまないのです。
輪廻転生があるのなら、もう二度と、人には生まれてきたくない。生存本能のまま、弱肉強食の理にのみ縛られて、複雑に思考することのない小さな虫でいい。
ただただ、早く終わりたい。
ななしさん
外からでは、心の状態はわかり得ないですよね。
立派に生きて来られたけれど、いつもこういう苦しさを抱えられていたのでしょうか。
私も同年代で、ものごころついた時から希死念慮があります。だからもしかしたら似た心理状態かもしれません。
私は、精神性を高めるために仏法や哲学の本を読んだり、運動をしたり、少しでも楽しいとか尊いと思える時間を作ったり、どう人間性を高めていけるか自分の課題を克服していけるかを考えて小さな行動をすることで、人生を続けています。答えは分かっていない今の自分をそのまま受け止めてあげられるように、そうすることで子どもに一生懸命生きた背中を見せられるように。今を生きることに集中しています。
小瓶主様も、何か一日一日を少しでも価値的に生きる術が見つかりますように。