〜大好きな愛姫へ〜「ごめんね」

ご機嫌よう、紬姫です。

今この小瓶を見てるかどうかすらわかんないけど、とりあえずメッセージを書いてみた。


えーっと、なにから話そうか。
まずは、毎日頑張ってるね、偉いね、それなのにわざわざ私なんかに構ってくれてありがとう、めんどくさいだろうに。
周りの愉快な仲間たちもお疲れ様だね。


クラスが変わって、メールすることもLINEすることもなくなっちゃったね。
私は、正直言うとちょっと寂しい、かな？笑
わかんないけど笑


最近、なんかまた雰囲気が1年生の時の冬みたいになってきてるなぁって思って。
溜め込んでない？悩み事とか、気になることとか。
いつでも話しに来てくれていいよ、待ってるからね。


それと、最近なんかめっちゃ縛られてる、よね、あの子に。
名前出さなくても分かるんじゃないかな、君なら。
いっつも嫌な顔ひとつしないよね。時々怖いくらい。
前にも言ったじゃん、私、あの子を殺す夢を見たって。私ね、いつかそれを現実にしちゃいそうで怖いんだ。

だってさ、ちょっと愚痴らせてもらうけどあの子、一緒に居てくれるなら誰でもいいじゃん。
急に別の子に乗り換えたりさ、なんかすっごい我儘だなぁって、本人には悪いけど思っちゃうんだよね。
（あの子なら宛メやってそうだな、これ以上言うのやめよう。）

だからね、姫にはお願いがあるの。もし、本当にそれが正夢になった時は、私を殺してね。

「そんなことできないよ…」って思ったな？見えてるぞ？（なんども言うが私はエスパーではない。）
あの夢がリアルすぎてね、私怖いのよ。
殺し方が、なんか紐を使ったものでさ、私いつでも自分の首絞める用の紐持ち歩いてるから、
怖いんだよね、それであの子の首絞めて、殺しちゃったらって思うと。

夢の中ではね、なんか姫が泣いてた。私があの子殺してる間、ずっと。
「つむぎぃ、やめてよぉ…って。」
私ね、姫を泣かせたくないんだ。
あの子の生死なんて、私にとってはどうでもいいことよ？
なんなら姫のためになるんだったら何の躊躇もなく殺る。


でもさ、そんなことしたら泣くじゃん、君。
なんか想像できるもん。
そんなことで愉快な仲間たちにも迷惑かけたくないし、
できることなら姫が流す涙は全部嬉し涙と私が流させた涙がいい。
理由はないけどね。
そりゃ目の前で殺人事件起きたら嫌でしょうよ？

だから、そのときは、殺して。私のこと。
困った時は別の誰かにやらせな。居るでしょ？私のことがどうでもいいと思ってる奴の一人や二人。
お願いだよ？

で、私が死んだ時はお墓に雛菊供えてよ。あと、菊と向日葵と牡丹と…（注文が多いな）
逆に私、姫が死んだらお墓に桜お供えするよ。絶対絶対、供える。
まぁ、そもそも供えたくないけど笑
（だってお墓参りめんどくさいじゃん、言っちゃいけないけど…）

まぁ。ゆったりと一緒に生きていきましょうや。
私が死ぬって言った時さ、姫言ったじゃん、つむぎがしんだら私も死ぬって、電話越しで。覚えてるぞぉ。
それで私、じゃぁ姫が死んだら私も死ぬって答えたよねぇ、懐かしい。もう1年も経っちゃったのか。
将来が怖いなぁ、姫、高校行かせてもらえたらいいね。

そういえば最近親の話聞かなくなったな、相変わらずなんだろうけど。
困ってることない？いつでも相談乗るからね？なんでも聞くからね？


話が反れたね、まぁとりあえず、愛してるよ、姫。
何より好き、大好き。姫は私が守るから。
じゃあね、また学校で会えますように。
またね。