水にも空にも森にも住んでいるいわゆる神様というものは、
善でもあるし悪でもある。
その気になれば地球を滅ぼすことができるのだ。
水の神は波を荒立てることもできるし、まだ見ぬ神秘へと連れていくこともできる。
神にお気まぐれか、といえば気まぐれかもしれないが
神に感情などない。
神は時間よりもゆっくりと生き、地球より早く命を終える。
私たちが地球が終わってしまう恐怖に気づいた時、もう神は死んでいる
世界を再び元に戻すことは不可能なのだ。
火は、全てを静かに照らし
あたりを明るく照らし始める
一度灯せば消えることのない情熱は
全てを滅ぼし自滅する
神に意識などはないのだから何をしてもいいと思っているのかい?
勝手に思っているが良い。
結局地球に生まれるべきものは人間ではなかったし