♪ゆぅーぐぅれこーやーけーでひーがくーれぇてー
やぁ~まぁのおーてーらぁのかーねぇがーなーるー
おぉーてぇてつーないーでいまかぁえーろぉー
かーらーすといっーしょーにかーえーりぃまーしょぉー
(夕暮れこやけで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る。お手て繋いで今帰ろう、烏と一緒に帰りましょう)
コレ、うちの市の時報で、4時半を知らせる放送曲です。
主旋律のメロディが、ちょっと切なくなる音で流れます。
小学生低学年の頃は、この時報が鳴ったら、帰り道に謡いながら、うちに帰りました。
昔は烏は山に住んでいて、日暮れとともに山に帰っていったんです。
今は住む場所が減ったために、都市にいるのが、当たり前ですけど。
古来から続いていた『当たり前』はいくつ消えていったんだろう。
歌に謡われた光景は、いくつ消えていったんだろう。
この夕暮れを撮影したとき、烏が飛んでいて、思いました。
(コレには写ってませんけど。)
ガラス玉