いつも都合よく近寄ってくる君へ
君は私の心を本当に理解している?
友達と喧嘩した時は私の元に寄ってきて、友達と仲直りした時は全く近寄らない。前だってそうだった。君がAとBと話してた時、「私が何話してるのー?」と聞いた。聞いたのに、何も答えてくれなくて、一瞬私の方を向いただけで、私の方に背中を向けるようにしてまた話し始めた。辛かった。苦しかった。泣きたかった。本当はみんなそういう子なんだって思った。このことはどうせ本人達は覚えてないだろう。私は深く傷ついたというのに。
ねぇ君、覚えてる?
あの日、君はAのことが嫌いって言ったよね。
なんで仲良くなってるの?なんで、なんで、言ったことと真逆のことをするの?私には所詮分からないよ。
君はある日Bのことが嫌いと言った。でも1週間以内には必ずまた仲良くしてイチャついてる。なんでそうやって裏切るの?君は口だけなの?ねぇ、どうして、、どうして、、
君だけじゃない。AもBも大抵君と同じことをする。AがBのことが嫌になったから距離を置きたい。そうメッセージが来た。私はすかさず、私のところ、いつでもおいでよ!そうメッセージを書いて送った。その後、これからも仲良くしようね!そう誓い合ったのを覚えてる。なんなら証拠だってある。でも1週間後にはAとBはイチャついていた。仲良くなっていた。私は振り回されていたのだとようやく理解した。なんなら私は自分があほらしいと思えた。
君は本当に都合のいい女。
君はよく、なんでも借りに来るよね。ペンだって、定規だって、日焼け止めだって、消しゴムだって、本だって。借りに来るならまだしも、君は借りパクするじゃん。よく平気とやるよね。しかも色んな人のを借りパク。消しゴムなんか1ヶ月以上返ってこなくて返してと言ったらようやく返してくれた。でも返してくれた消しゴムはもう、半分くらい使われていた。腹が立った。でも私は君に立ち向かう勇気はない。君に立ち向かったら一生陰口を言われたり、もう君とは復縁することはない。私はただ君を失いそうで怖いんだ。
君は口を開けばずっと陰口。
昼休みだって、体育の時間だって君は口を開けば大抵陰口だ。君は自分が陽キャだと思っててイキりたいの?いつか、いつか、私の陰口も他の子みたいに言われてるんだろうな。いつか今までやってきた行動が君へ仕返しされますように。
君はもう信じられないよ。
もう、君への信頼度は徐々に薄れていってるよ。でも話しかけられたときは嬉しくてつい調子に乗ってしまう。このまま卒業までイツメンとしていられるのかな、なんて、絶対いられるはずないのに。妄想を密かにしていた私が気持ち悪い。
私はどうせ人間関係に恵まれない運命だ。君みたいにたまにみんなに囲まれてるのが羨ましいと思うことがあるよ。
早くクラス替えしたいな。
早く君と縁を切りたい。だから来年のクラス替えのときに絶対言ってやる。「君と一緒のクラスにしないでください。」と。