本格的に自分が壊れ始めた気がする。
看護の道に進んで、講義が進めば進むほどこの道が嫌いになった。
大好きだった周りの人もだんだんと嫌いになっていた。
綺麗ごとを言えていた自分が言えなくなった。
日に日に自分が壊れていっているのがわかる
昔は、人のためになるなら喜んでやってた
見返りが返ってこないのは苦しかったけど、それでもよかった
なのに最近は、「なんで私がこんなにやらなきゃならないんだ」って思うようになった
死ぬ人を見て、何かしてあげたかったと思っていたはずなのに思わなくなった
人と話を合わせるのも顔をうかがうのも得意なはずだった
温厚とは言わずとも特段危ないこともしなかった
いつからだろう。全てできなくなったのは。
最近、どこにいても涙が出てくるんだ
昔は、学校の先生の前でだけだった
嫌いで怖くて辛くて苦しくなって学校の先生との話は長くできなかった。
それなのに最近は、一人でいても電車に乗っていても誰と話していても涙が止まらなくなり始めた。
学校の先生に理由を聞かれた。
わからなかった。そんなものがわかるならこうはなっていない。
適当に答えてしまったけども。
ずっと自分が惨めに思えて涙が止まらないんだと思う。多分。
下に見ていたつもりはなかったんだけど、結局は下に見ていたのだろう。
自分よりも課題をこなすのが遅い子がいた。
でも、その子は半年の間に成長して誰よりもきれいにまとめられるようになっていた。
かたや私は、できていたものがどんどんできなくなって
誰よりも何もできない子になっていった。
人と話している時に苦を感じたことなんてほとんどなかった。
なのに、先生が当たり前のことを当たり前に話しているだけなのに理解ができなくなった。
さっき同じ話をしていて、その記憶だってあるのにすぐ忘れて、指摘されないと気づけない。
顔色をうかがうのは得意だったはずなのに、友達に「でもあの子、ちょっと嫌そうにしてなかった？」と言われるようになった
どうしたらいいか、わからなくなった
人に相談しようと思っても、また変なことを言い始めてるんじゃないか
自分がおかしいんじゃないのか
また何か理解できてないんじゃないか
一度自信がなくなってしまえばもう無理だった
誰と話そうと思っても会話ができない
拒否の姿勢が少しでも見えたらそれ以上はもう近づけない。
誰に相談したらいいのかもわからない
親はきっと「そんなことで」そういうのだろう
この前辛くて部屋で発狂したときもそうだった。
5年も一緒にいた友達も「がんばれ」その一言で終わって話を聞いてはくれないのだろう
この前困ってつらくて苦しくて聞いた時もそうだった
先生は、、、もっと無理だ。教職員というだけで信用ができない
いい先生がいるのも分かってる。あったこともある
それでもダメなんだ、前にするとはじめはよくても呼吸が早くなって酸素が回らなくなって苦しくなって涙が出て話せない
先生が理由を聞いてくれても頭が回らなくて答えられない
優しくしてくれてるのはわかっているのに涙が出て話せなくなっていく
カウンセラーに行った方がよいのだろうと思っても
学校のカウンセラー室の前まで行って話せなくなったらどうしようと思って帰ってしまう。
自分がおかしくなっているのはわかる
どんどん口も悪くなっていって
辛いことが多くなると発狂して
バカだの死ねだの叫びながら物を殴るようになった
昔はどんなに怒ったってそんなことしたことなんてなかった
せいぜい枕に一発殴るぐらいだった
落ち着いてダメだったとわかっている。わかっているけど、発狂している間は止められない
人に今はあたっていなくても人に手を出すんじゃないかって自分が一番怖い
親が発狂している私を見て何かをこそこそ話すようになった
これ以上酷くなれば精神科に連れていかれるのだろう
親だってどちらも医療従事者なのだ。無知じゃない。私の様子を見ておかしいのなんて気づいている
そして、行ったらどんな診断名がつくのか私も親も分かっている
それでも何も言わないのは、親なりの優しさなのだろう。
何か声をかけたら私が崩れるのがわかってるから
発狂したときに落ち着けには来るけど、それ以上はしないのだろう
診断がついたらどうなるのか。この先どうなるのか。私も親も分かってる
だから、自分でおさめられるのをまってる
でも、収まる気がしない。
１年前からおかしくなってきて、ちょっとずつよくなったと思った
けど、実習が始まってからどんどん崩れていって
収まっていたものがどんどん酷くなっていった
このままいけばきっと
誰の会話も理解できなくなって
今よりも感情の起伏が激しくなって
人にもあたるようになって
そして、最後には死のうとして
死ぬのだろう
でも、看護大学でもう３年生
今更やめるにもやめられない
看護を今更やめても私には何も残らない
次を見つけられる気もしない
でも、自分がどんどん廃人になっていってるのがわかる
でも、ただでさえ今惨めでつらく感じているのに
引きこもったら、学校をやめたら
もっと惨めに感じるんだと思う
自殺ってこうやって選択していくんだろうなと思った
休めと言われても惨めになっていく自分が想像できて
休めなかったんだろうなと
それで無理に続けて、休みたくても戻れなくてそうやって挟まれて
そして、自殺しか選択できなくなったのだろう。
そして、自分もきっとその道を選ぶのだろうと。
逃げた未来にも希望が持てなくて
逃げずにいた未来にも希望が持てなくて
死んだ先の未来でしか希望を見出せない
あぁ、こんな思いになるんだなとなぜかそう思った
死人に口なし。わからないけどね。
きっと私が自殺をしたのなら
こう思って死ぬだろうと思ったから何となく書いてみた
もうどうしようもできないのだ
相談も、逃げる道も全部ないのだ。
近い未来で来るであろう自殺する未来を待つしかない。
ただせめて今願うのは。最後の死にざまが誰も巻き込まない一人で死ぬ未来でありますように。
決して、誰かの命を奪う死に方ではありませんように。
強く思っていれば、壊れた後でもそれだけは覚えていられそうな気がするから。
願うだけ願っておこうと思う。
195302通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
1つ目の返事を書いた者です。
送った後に色々と思い浮かんだことがあったので追記させてください。
Sakuさん、お食事はきちんと取れていますか？
私が廃人になっていた頃、腸の状態が一番悪かったです。
わかりやすいほどの腸脳相関だと思います。
全身に不調があって、もぐらたたき状態でありとあらゆる科に行きました。
そんな状態にますます疲れ切って、全身のバランスを整えないとキリがないなと思い、たどり着いたのが漢方薬でした。
お立場もあって、もし、精神科が行きづらいのであれば、試しに漢方内科に行ってみて下さい。
精神科で漢方薬を処方してくれるところは、お腹の薬を処方することが多いんです。
お腹の薬として有名な漢方薬が精神の不調にも効くんですよね。
私の場合は、漢方薬を飲むと血流が良くなって呼吸もしやすくなります。
これだけ書くと、漢方推しのやばいやつな感じですが、東洋医学にも限界がありますし、西洋医学の処方がはるかに適している時もあるので、そこは医師と相談しながらバランス良く組み合わせていくのが最適かと思います。
漢方薬の処方をしてくれるクリニックは中途半端にかじったような知識で処方するお医者さんも少なくはないので気をつけてください。
きちんと勉強をされていて、処方が上手い先生は、症状に合わせてどんどん漢方薬を変えてくれます。
(症状に改善が見られると漢方薬が合わなくなるので、ずっと同じ漢方薬は飲まないようです。)
Sakuさんが少しでも快適に過ごせることを心から願っています。
ななしさん
壊れていく自分を自分で自覚してしまうから苦しくてつらいですよね。
引きこもったり、学校を辞めたことがある身としては、最初は惨めになってドン底まで落ちるけれど、悲しいくらいに人間は簡単には死なないです。
(とんでもなくハードであることは間違いないですが…。)
「底付き体験」という言葉をご存知でしょうか。
廃人になって底付き体験をした後のものすごい吸収力に自分で驚いたことがあります。
私は自分で死にたいと思っていることにも気付かない状態で死にかけたことがありますが、その体験で同時に自分の生存本能のようなものも知ってしまいました。
自分の心がどんなに死にたくても、体が全力で止めにかかってくる。
人間の体ってすごいですよ、ほんとに。
回復への道のりには必ず揺り戻しがあります。
良くなっては悪くなっての繰り返しです。
悪くなる度に「ここまで頑張ってきたのに…どうして？」と絶望して死にたくなりましたが、三寒四温みたいなものだと諦めて、揺り戻しなしには先には進めないと腹をくくったらラクになりました。
今では「あ〜、また、揺り戻し来たよ…。」と冷静に自分を見つめて、予定をキャンセルして休んだり工夫しています。
なんだか、偉そうにごちゃごちゃ書きましたが(ごめんなさい。)
小瓶主さん、そんなに焦らなくて大丈夫ですよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
