今までは公助、互助、自助等、人が生きていく上での沢山の助けがあった。けれど今の時代は自助一択、それが出来ない人間には嘆き悲しむ事すら許さず、作り笑いか無感情しかできない様な生き方を強いる。それがなるべくしてなったのならまだいい。お金に余裕が出来れば、人は結婚して子供をたくさん作るだろう。そうしてたくさん生まれた子供が老人になればそれを支えるのに多額の金を突っ込み、その内お金が無くなり人は結婚せず子供は生まれなくなる。そうなれば将来の老人の数も減り、社会保障にかける費用も減り、またいずれ余裕が出来る。そうやって、景気は波を描きながら上下するもんだと思ってた、そして自分は素晴らしく運が悪い事にそんな波の最底辺付近で生まれてしまった。そう思ってたのにそうじゃなかった。すべては今の政治家が私腹を肥やす為だけに意図的に作っていた。裏金、脱税、あらゆる不正が政治家であるだけで無罪放免となる現状、今回の大規模な裏金の件すら、結局政治家は謝罪と訂正のみで全て許された。そしてそんな事案が出来た事で「過去の摘発事例との公平性」を謳う司法は今後、同じような事が起きても政治家を罰する事は出来ず、見逃すほかない。そうやって、自分たちの私腹を肥やし、楽する事だけを考えてるのなら当然、国のお金も足りなくなりこんな状況になるのもやむなし。自分が美味しい思いをする為に、他者を助ける余裕がないから、国は「自分らしい生き方」を強調して、世の中を自助一択とする。その結果、自分たちの様な障害者も人に頼れない環境を作る。
最悪な時代だ、自民党による政治が行われたこの数十年間は日本史上最もどん底な時代として記録され、今の政治家連中は悪い意味で歴史の教科書に名を残すのは間違いない。そしてそんな時代の幕開けに生まれた俺たちはやっぱり世の中で一番不幸な世代だろう・・・