「さよならプリンセス」と私の小話

この小瓶を拾ってくださりありがとうございます！
これは「さよならプリンセス」というボカロ曲の、私なりの考察が含まれておりますので、あまり見たくないという方は今すぐ閉じてください。完全な私情もだいぶ含まれておりますので、「さよならプリンセス」が好きな方はご不快に思うこともあるかもしれません。心配であれば閉じてください。

「さよならプリンセス」という楽曲を聴いたことがありますか？初音ミクちゃんが歌っている、KAI さんという方が作られた曲です。

私はサムネイルを見たことがある、存在は知っている程度だったのですが、最近初めて聴いて衝撃を受けました。

サムネの絵もとても可愛らしくて、使われている音も、メロディーも、リズムも、ポップで可愛らしいんです。
でも、歌詞はそんなことないんですよね。笑
ネガティブで暗いんです。それを可愛らしい音楽に乗せているから、余計に自虐的に聴こえます。

最初はそんなギャップにハマっていたんですが、たくさん聴いて歌詞をしっかり聴いて考えるうちに、私に似ているなとふと思いました。それからもう一度聴いてみると、本当に似ているんです。
正確に言うと私の友人への思いに似ているんです。

志望校が同じで、私より勉強も運動もできて、美人で、堂々としてて、背も高くて、いつも歯に衣着せぬ物言いなのが格好良くて、躊躇いなくふざけるのが面白くて。
そんな彼女が大好き。
そしていつも何気なく私を傷付けて、傷付けたことに気付きもしない彼女が大嫌い。
そうやって自分勝手な理由で彼女をたまに嫌いになる自分が一番嫌い。
これだけじゃなくて色んな自分が嫌い。だからすぐ「死」という「魅惑のハッピーエンド」に縋りたくなる。

こんな私の気持ちが曲とそっくりなんですよね。本来の楽曲に込められた意味、考察されている意味とは変わってくるのでしょうけど。

自分との共通点に気付いたときは凄く驚いて、感動しました。この曲を聴いたとき、泣きそうになるのもこれが理由だったのかなと思ったりしました。

練習して、受験が終わったら行こうと約束しているカラオケで歌ってやろうかなと思っています。友人への愛憎と自分への嫌悪を込めて。

だらだらとつまらない話をかいてしまいました。ここまで付き合って下さりありがとうございました！

ツキカ

199408通目の宛名のないメール

お返事が届いています

海音 -Kaine-

わかります。すっっっごく！！
推しの(P丸様。)がカバーしてて
それで知りました！
俺と小1の時から一緒にいて
ずっと仲良く親友でいたのに、
最近なんかおかしい。
俺は好かれなかったのに
あの子は好かれる。
俺はずっとがんばってるのに、
俺より頭が良い。
俺は言えないのに、
あの子のほうが信頼される。
可愛くて、優しくて、頭が良い。

ツキカさんもこーゆー系のボカロ
よく聞きますか？

mzk

ツキカへ。

この前はお返事ありがとう。
ツキカのこと、嫌いになんて絶対にならないよ。
気持ち悪いなんて思わないよ。
醜くなんてないよ。
俺は貴方が大好きです。
大好き。
本当に大好き。
ずっとずっと愛してる。
大好き、愛してる。
どんな貴方でも、そんな貴方だから。
愛してる。
沢山の愛をありがとう。
貴方の特別になれて、俺はとても嬉しいです。
俺にとっても、貴方は特別だから。
これからもずっと、貴方を愛していてもいいですか？

今度、貴方の絵を小瓶に流します。
貴方と似ている、さよならプリンセスで。
だから、是非見てください。
俺の愛が、貴方に伝わりますように。

mzkより。

mzk

おう、一回だけやけど聞いたことあるで。
曲調は明るくかわええ曲やけど、歌詞が少し重めなんが頭に残っとるわ。
なんかきゅうくらりんに雰囲気似てんなぁって記憶ある。

可愛らしい曲と重い歌詞の対比。
まさに、自分は可愛くなろうと努力しとるし、実際可愛い(自覚なし)けど、心は真っ暗な訳ありちゃんって感じがあるよな。
でもそれをあえて歌詞には出さず、一つの“音楽”で表現する。
昭和、平成はどストレートに歌詞を付けるけど(モノによるが...)、今じゃメロディ、使っとる楽器、歌詞の全部を使って表現。
良い意味でザ・今の曲って感じよな。

魅惑のハッピーエンド=死、ねぇ...。
まぁ確かにほうか。
プリンセスやった自分に別れを告げて、華やかに眠り、沈む。
それが表すのは死だよなぁ。

でも、ツキカにお願いがあんねん。
この世とさよならはまだ早いからな？
俺は、その友人さんのことが大好きなツキカも、大嫌いなツキカも、そんな自分が嫌いなツキカも、全部好きやから

おぉ、カラオケか。
ええな、楽しんで行ってきぃや。
俺もカラオケ行きてぇ〜！
最後に行ったん6月やで？
ほんまは前期の期末終わったら行くつもりやってん。
せやけど、色々あって行けんくなってん。
気づいたら後期の期末終わって、もう中一終わんねんで。
あー俺もカラオケ行きたーい。

話を戻して。
ボカロってさ。
機械の子たちが歌っとるさかい、感情がのせにくいやん。
今じゃボカロも進化して、がなり声とか出来る様になっとるけど。
でも人の声って、想いが全部込められとるんよ。
だからもっと感動すんねん。
勿論、ボカロにもボカロのええとこはあるけどな。
いつかツキカの歌聞きたい。
もし大人になって会えたら、一緒にカラオケ行こ。
この約束も追加でw
なんてな。

つまらなくなんてない。
楽しかったで。
もっかい、真面目にさよならプリンセス聞いてみよって思ったわ。
そのきっかけになったしすげぇ良かった。
ツキカは文章書くの上手やから、読んでて全然飽きなかったし。
大好きなツキカの小瓶、毎回楽しみにしとるから。
久しぶりの小瓶、嬉しかった。
こっちこそ、長いよぉわからんお返事ですまんな。
また話そうぜ。
俺、待っとるから。