僕の母と父は、両方少し、普通の人ではない感じがする。
まず、父の父、僕の祖父は祖母と駆け落ちをしてこの地にやってきた。
それから、生計を立てるために野菜を作り始めた。
細々と、ではなく、一生懸命に
現在は地元でも名の知れた、従業員が30人くらいと外国人実習生が20人くらいの大きな農家になっている。
それなりに裕福で、僕の家の隣にはお城みたいな祖父母の家が建っている。
ただ、祖父は少し普通じゃない。
従業員がたくさんいる企業の社長が普通の人じゃないわけがないのだよ。
大きい声で、嫌な感じに人のことを指摘するのが特徴だ。
勘違いしてほしくないのだが、僕は祖父のことを嫌な風に言うつもりはない。
おかしな人だが、小さいころから見てきた家族なのだからね。
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こういうところが家族の恐ろしいところだとも思うが。
常識とはずれてしまっていても気づかないいや気づけないところが。
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祖父は、こだわりが強くものを移動するとものすごく怒ったり、何度も同じことを言ったり(ボケではない。昔から)、する。
生活が苦しかったころは大変だったそうだ。
市場に言って文句を付けたり、従業員が逃げ出したり。
今はだいぶ丸くなったが、その影はまだ残ってはいる。
祖母は、父の母は、ユーモアのある面白い人だ。
で、「適当」という言葉がよくあてはまる。
適当に、とても上手に生きていると僕は思う。
たまに感心するほどだ。
きっと、加減が上手なのだと思う。
そんな二人の間に生まれたのが、僕の父だ。
僕の父は三人兄弟の長男だ。
弟と妹がいる長男だ。
小さいときは苦労したそうだ。
何しても怒鳴られるから。
そのおかげで父の弟、僕の叔父は暴走族に入ってから、できるだけ家から遠くに行きたいと、イギリスに留学したそうな。
現在僕の叔父は無口になって、丸くなった祖父のもとで専務をしている。
父の妹、僕の叔母も、なかなか癖が強い。
彼女は自我がすごく強いんだ。
あぁ、やはり末っ子で甘やかされて育つとこうなるのかもしれないなと僕は思う。
そんな叔母の反抗期はやはりものすごく大きいものだったそうな。
叔母も、叔父と同じように家から出ていきたくて、叔父とは違うアメリカに留学したらしい。
祖母は叔母の反抗期に疲弊していたそうで、「お金は出すが、面倒くさい手続きは自分でやれ、なら出ていってよい」と言ったらしい。
すごい話だ。
こんな通り、うちの父の家系はあまり大きな愛を感じない家族だ。
嫌な言い方だよ我ながら。
別に仲が悪いわけではないんだ。
上手な距離感、最低限の言葉で育ってきたという感じだ。
父の家の話はここまで。
次は母の家の話。
母は、東京の下町に生まれた。
公務員の祖父と、専業主婦の祖母から生まれた。
祖父はいい。
無口だが、愛を感じる男だ。
問題は祖母だ。
祖母は日蓮宗の熱心な信者だ。
変なカルト宗教でもなく、お金をたくさん払っているわけでもないから、重く受け止める必要がないと僕は少し思う。
祖父母の家に行くと必ず仏壇の前の狭いスペースに正座してあのじゃらじゃらしたやつ(念珠)を手にかけて、合掌して「御本象様、〇〇君が来てくれましたよ、さぁ、挨拶してね」といわれるのは最近少し嫌になってきたがそれだけだ。
別に苦じゃない。
しかし母は、それが本当に嫌なんだそうだ。
母は、三人姉妹の三女だ。
長女と母では6歳違う。
つまり末っ子、ハハ、僕の持論の末っ子自分勝手説は間違っていないと思うのだよ。
ところどころに周りを考えてない雰囲気が伝わるからね。
いやぁ母のことも悪く言うつもりはないからね。
母は祖母の宗教に苦手意識があるみたいだ。
本人曰く、「別に信じるのはいいけれど、こっちのメンタルがぶれてる時につけあがるように宗教進めてくんのが嫌なの。嫌だって言ってるのにやめないし。」だそう。
いやだと言って相手が辞めてくれると考えているあたり、末期だと思う。
はい、ここで母の家の話も終わり。
要約すると、自分よがりの父を持った長男の男と、宗教信者の母を持った自分勝手な三女の女が出会った、という感じ。
父は上京して働いていた会社で母を「見つけた」んだそう。
磨けば光るダイヤモンドを拾ったと言っていた。
で、今。
精神障害者(推測)の長女、秀才の次女(僕の双子)、で末っ子長男の僕が生まれた。
僕が持つ一番昔の記憶は父に抱っこされて暑苦しくて嫌だったこと。
僕の一番嫌だった記憶は、長女に性的被害を受けたこと。
一番うれしかった記憶は、褒められた時。
僕の話は何でもいいのだ。
最近気づいたのだが、母が障害者くさい。
ADHD(純度高め)って感じがする。
場面によって性格が変わる(誰でもそうだって?極度にそうだから言っているんだろうが)、だが本人はそんなこと気づいていない。
じっとすることができない。
あまり上手に表現することができないが、物事に対する基準の硬さの違いがでかいというか。
過集中のものがあればてっきとうなものもある。
そして人の気持ちの変化をくみ取ることが苦手だ。
それは人よりもIQが高いからかもしれない。
本人はそんな風に思っていないだろうが。
でも、いくらIQが高くたって日常生活に支障が出るほどおかしなやつなのは困る。
困るのだよ。
彼女は少し、おかしいようだ。
で、長女だ。
俺に手を出しておいて(貞操は無事だ)けろっと生きている。
あいつはきたねぇADHDな感じがする。
母が純度高めだとしたら、あいつはきたねぇ。
あいつは、なんだろう。
少し手間かもしれないが、中二病という単語から、想像を膨らませてほしい。
あなたは「闇」という単語を好み手首に包帯を巻いている中学生を想像するだろうか。
その中二病は最近絶滅危惧種だと、僕は思う。
最近の中二病というのは、漫画やアニメなどのオタクコンテンツを過度に好み、「嫌われる」ことこそが自分の使命であるかのようにふるまうやつのことだ(僕的見解)。
「痛い」というより「イタい」のほうが似合うような...(感覚的なことなので共感は必要ない)
長女は、そのまま、「イタい」まま大きくなった感じだ。
中二病がいつ治るのかは知らないが、生まれ持った性格として「中二病」が存在するあいつは、きっと一生イタいままなのだと思う。
「現在の中二病の性質」を持つとともに、あいつは人と長く付き合うことが苦手だったり、「いやだ」「やめたい」などテスト期間が近づくと自分の感情を表に出さずにいられなくなったり、読書やスマホをいじっているときには人の話が全く聞こえなくなったりする。
何よりも、僕はあいつの考え方に全く共感することができない。
「自分に良いことがある」これだけがあいつの行動原理なのだ。
これだけが。
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どんなに嫌な奴なんだ、人生苦労するだろうな、
そう思ったあなた、実際は実はそこまでじゃないんです。
逆に言えば、人のことばっかり生きてなくても、そこまで嫌な奴にはならないということです。
人のことばっかり考えているあなたは少し自分勝手になるというのもいいと思います。
僕の長女がそう示しています。
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あいつは、自分勝手に生きても生きていける。
なぜなら少しだけ賢いから。
一周まわって自分のためになると思うことができるから。
極度に不必要なこと、嫌なことに関しては本当に嫌がるのですがそうでなければ大抵のことはやる。
ほんとう、一生懸命生きてる僕がバカみたいだ。
そんな僕の家族は、うまく機能していると思うのだ。
父はきっと、幼いときにぐれてもおかしくなかった。
だがしなかったのは、きっと長男で、まじめで、そしていろんな世の中のことに興味があり、探求心があったからなのだと思う。
ぐれたらその探求心を満たすことは難しい。
いまでも、twitterを始めたり(バズったことがあるらしい)、株で資産を運用したり、自由でも裕福でもないが楽しく生きている。
そんな父は僕たちに大きな愛をくれる。
祖父にそうされなかった反動のように。
(今二人の仲は悪いわけではない。祖父はきっと、父を嫌な風に育てた記憶はないのだろうし、父は長年の大変な家族生活から話を受け流す術というか上手に自分の気持ちを整理する術を知ったのだと思う。平たく言えば、祖父は忘れ、父は大人になったのだ。)
ただ、やはり大きな愛を受けて育ってきてはいないので、父の家族のように、親密な距離感ではないのだ。
いいや、仲良くないわけではない。
心の底が見えないというわけでもない。
だが、あるとき、ものすごく冷たいのだ。
それが、母に怒られているとき。
父自身のトラウマとして「怒鳴られる」というのがあるのでかもしれないが、本当に、他人のような冷たさなのだ。
田舎の他人ではなく、都会の他人という感じ。
存在を認識することはあるけど目を向けることも、耳を傾けることもない。
ただ、そこにいるだけのものとして認識されるというか。
(こんな風に感じるのも、僕がADHDの血を引いているからだと考えてしまって僕はつらいよ。)
父の考え方も、生き方も、過去の話も、父の底を知っているはずなのに、いまだにつかめないというか、そこだけ大人な感じがするというか。
きっと、父は上手に子供になれるから、僕は「そう」だと思ってしまって大人の部分を見たときのショックがでかいのだと思う。
母は、言っている通り純度の高い障害者なのだけれど、父のコミュニケーション能力というか人と接する力が高いおかげで、人としていられているのだと思う。
きっと彼女はそういう父のような人でないとだめなのだと思う。
ヒステリックを起こすこともあるから。
で、障害者の長女は母と仲が悪いのだが、父がやはりそこでクッションとなって、次女がうまく通訳をして、上手にやっている。
半ばあきらめられている感じもある。
次女は手のかからないいい子。
生徒会長もやったし、性格のいい彼氏もいるし、成績は一位だし。
まじで父と母のいい部分をつまんで固めたような。
僕は、父の家系の面倒くさがりなところとと母のADHDを少しずつもらった感じ。
変に考えてしまって上手に生きることができなさそうなやつです。
ほぅら、いい家族でしょう?
バランスがいいよ。
次女と父のおかげで、家族が成り立ってる。
障害者がマイナスを作ったところを頭の良さとコミュ力のプラスで埋める。
いい家族じゃないか。
僕がいなければ。
変に考えすぎる僕がいなければ。
勝手にこうやって家族を分析して、変に嫌な関係を作ったりして。
被害者ぶって家族を摘発なんてしたらこんなにバランスのいい家族の関係が崩れちゃう。
みんなにとって心地いいはずのこの家がいやぁな場所になっちゃう。
君たちADHDだろなんて思ってるのは僕だけで、僕がいなくなればただのいい家族だ。
僕が私になれば、この家はもっと良くなるはずだろう?
次女がいい子になるはずだろう?
この家族は4人のはずだ。
勝手に出てきた僕がいなければ、次女はもっと輝けたはずだ。
長女に作られた僕という人格がいなければ、というかいなくなれば、つらい気持ちと一緒にどこかに行けば、ADHDをもってどこかへ行ってしまえば、次女はもっといい子になるはずだ。
僕なんて消えればいいんだ。
いらないもん。
何で生きてるんだろう。
母親に死ぬべきじゃないよ、っていわれたから?
葬式とか、面倒くさいことするなら食費だけ払って、愛を与えていたほうがましだといわれたから?
そうだよね、回りくどい言い方だけれど、それが母の、ADHDの母なりの愛情表現なんだよね。
でも、それを言われたのは次女のはずだよ。
次女の中にいた僕じゃないよ。
ADHDなりの愛情表現だなんて受け止めてほしくて言ったんじゃないと思うよ。
実際、次女はそんな風に受け取らなかったじゃないか。
言葉のまま、「あぁそうなんだねぇ」と思ったじゃないか。
勝手に曲解したのは僕だろう?
次女の中の、次女の精神の隣にいた、僕だろう?
僕が、ADHDごと次女の頭の中から消え去れば、次女は生きやすくなるはずだ。
気づいてるだろ、最近次女と僕が一緒になってきて次女まで無駄に物事を考えなくちゃいけなくなってるの。
いや、これを書いているのも次女なのかな。
最近分からなくなってきてるんだよね、境界線が。
だったら、完全に同じになる前に消えてしまいたい。
きっと、長女の、お姉ちゃんのトラウマが、僕を生み出してるんだと思う。
女の人に対するトラウマも、僕がいなくなればどこかへ行くんだろう。
僕が消えればもっと私の人生は豊かになるだろうから。
つむぎちゃん、つむちゃん、僕は私はどこへ行くべき?
ごろーさん、haroさん、
るりくん、ゆあちゃん、
僕は消えるべき?私はこのまま生きるべき?
誰か、答えて
柏葉 高2女子
名前のない小瓶
199480通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
暁樹紬姫【✿*】
お疲れ様です、つむぎだよ。
エゴサしてたらたどり着いたよ。
なんて言ってあげたらいいのか分からずに、1週間も考えてた。
一生懸命頑張ってきたんだね。
偉かったよ、あなたは悪くない。
ぜったいそう。
「どこに行けばいい」
それはね、私から正直言うと行きたいところに行ってくださいくらいのテンションかな。
それがないから困るんだってな笑笑
私一人っ子で他人のこととか考えないし、自分大好き人間だし。
状況理解するために、わざわざ書き起こしました笑
まだ結局分からないこともあるけれど、とりあえず大方大丈夫かな
家族のことを考えてるあなたは、とってもすごいなって思った。
私完全一人っ子だし、甘やかされて育ったから、別に他人の事考えることもなかったし。
(何度も言ってると思うだろ?
本当にそうなんだよ。)
おじいちゃんもおばあちゃんも遠い存在だしさ、知ってるだけですごいと思う。
母方のおじいちゃんはおばあちゃんの2番目の恋人だし、私が生まれて数ヶ月で亡くなっちゃった。おばあちゃんは生きてるけど、私のことすら覚えてないよ。
「どちらのお嬢さん?」って。ぼけちゃってね。
父方のおじいちゃんは私が産まれる前に亡くなって、おばあちゃんは赤ちゃんの頃に何度か会って、つい一昨年、いや、もう先一昨年に亡くなっちゃったわ。
疎遠ってやつでね。
そんな私から見たら、あなたの家庭も、あなた自身もすてき。私もそれなりに恵まれてる生き方してるけど、ひとりで勝手に病んでるな笑笑おそろーい。(全然違うと思うなら全然違うでもいいよ)
そのくせ私は図々しく生きてるよ。
なんでかって、大好きな人や物がたくさんあるから。
柏葉くんも、高2女子のお姉さんも、パパもママも恋人も友達も。みんな私の大好き。
他にもたくさん、私を愛してくれてる人達。
自分の愛と他人の愛が比例してるわけではないけれど、私はその人たちのこと、まだ見てたいので、生きてることにします。
なにより、大好きな自分に嘘はつきたくないですしね笑
ふたりに、嘘をつきたくない人は居ますか。
2024/03/24 暁樹紬姫
haro
うん。
小説、状況が許すなら読み続けたかった。
(柏葉さんを責めてるんじゃなくてこっちの事情。)
伏線がどんな風に回収されていくか見たかったよ。
でも処女作?(だっけ?)にしては難しいことにチャレンジしてる気がしたからちゃんとまとまるのか心配ではあったけど、それもどうなるか確認できなかったなー。
モザイクとか、柏葉さんのチャレンジングな書き方とかもおもしろかった。
あれも柏葉さんと高2女子さん、2人の大切な部分、だね。
お返事のお返事ありがとう。
これのお返事はむりして書かなくてもいいよ。
わたしは書きたいから書いてるだけ。
柏葉さんを探してる人がいるね。
高2女子さんの方にメッセージがいってそうだったからもう連絡ついてるのかな?
とりあえずわたしは静観。
出しゃばると因縁つけられて痛い目を見るのでもう疲れたので。
縁があるならなるようになるだろうと。
そう思っています。
ななしさん
(小瓶主)
haroさんありがとう
あなたの言葉にずいぶん、気が楽になりました。
私たちは私たちが良いと思う方角を向いて進むべきですよね。
あなたのお返事を見たとき、涙が止まりませんでした。
何よりも、文章について言及してくれてありがとう。
あなたはずっと、小説を読んでくださいましたよね。
真っ暗闇の中、模索しながら書き連ねていたので全く、自信がわかなかったのですが。
宛メの海は広いです。
誰が流した小瓶かなんてわからないものですから。
すごく、嬉しかった。
これから、というか今でもですが、辛いことがたくさんあるんです。
感じやすい私たちにとって。
そんなとき、柏葉を読んで辛さを持って行ってもらっています。
それが私たちにとってベストなように思えるから。
柏葉が限界を迎えないように、2人で上手に暮らしていきます。
haroさん、本当にありがとう。
haro
やあ、お久しぶり。
わたしを覚えている人、話しかける人がまだいたとは。
喜ぶべきか残念がるべきか。
ほんとうはこの小瓶も見なかったことにした方がいいとは思うんだけどね。
アカウント、消しちゃったのかな。
少し前から気づいてた。
高2女子さんは絡んでなかったから知らないのだけど。
すごいよねー。わたし。
これかなり序盤できみかな?って思ったよ。
だって文章とっても読みやすいんだもん。
こうゆう身の上の長くなりそうな話、最近は特に読まないのにさー。
なんか読めるなー。って思ったあたり。
既視感。
いや、これきみがすごいんだわ。
自信持ってと言いたいところだけどそれどころじゃない感じだね。
わたし、何周か周回遅れかな?
柏葉さんと高2女子さん同一人物だったん?
長女さんのことはきみのアカウントでの最後の小瓶にも書いてあったね。読んではいたんだ。もう口を噤んでいたし、ヘビーな話だったから何も言わなかったけど。
そう、わたしはもうここで人に話しかけてあげれる自信なんかはないのよ。重い内容であればあるほどね。それでその方がいろいろいいと思っているのよ。
だけど名前を挙げられたからね。
アカウントだったら他の人にパスしたいところだけど、匿名だと心配じゃん?挙げた他の人も目にしたか。
わたしがお返事することで他の人が気づかないかもねらって書いてみてるよ。
違うものが気づくだろうことも気になるところではあるんだけどね。
ほんとうはカウンセラーさんと相談するのがいいんじゃないかと思うけど、わたしなりに思うことを書いてみるね。
あのさ、まず、ADHDってそんなに重要かな?お母さんのとか、今まで思ってなかったんだし、そういう性格ってことじゃだめなんかな?
ADHDって、そんなネガティブな使い方じゃなくて、例えばうまくいかない時にそれのせいにしちゃったり、言い訳にしたり、そんな風に誰かが楽になるために使うくらいでいいんじゃないかな?
だって世の中、変わった人間、いっぱいいるよ。
そんで、長女さんの過去の行動が病気のせいって思うかどうかもそれも柏葉さんがどっちが楽かでわたしはいいと思うんだ。
長女さんを病院に連れて行くかはそれはまた別の話ね。連れて行ったらいいことになりそうだったら連れて行けばいい。そんな感じ。
それで、消えるべきかとかいう話ね。
誰かが消えるべきなんて、誰か思ったりするー?しないでしょー。誰も誰かが消えるべきなんて思わないし、そんなこと言わないと思うよ。
柏葉さんが人格であるとしても、それは必要だから生まれたんでしょ。高2女子さんの足を引っ張ってた風に言うけど、助けになってたと思うよ。
もしかしたら柏葉さんの存在が弱まるかもしれないけど、完全になくなるってことはないんじゃないかな。だってそれはもともと高2女子さんの中にあったものだから。融合するでも、別々でも、あなた達が暮らして生きやすいなら、それが一番いいんじゃないかな。
とにかく、柏葉さんは自分を卑下したりしない!ダメ!
柏葉さんはえらい。
つらい部分を背負ってがんばってきた。
ネガティブな部分があったとして、あなたは高2女子さんから出てきたのだから、それはもともと彼女の持っていたものでもあるの。
もし柏葉さんがとけちゃったら作品が見れなくなる?
柏葉さんは将来お仕事はどうにしろそういうの作っていくのかと思っていたけど。
ちょっと惜しいけど本人たちがしあわせなのがいちばん!
自分達の意思でどうにかなったりするのかな?自然と落ち着くとこに落ち着くのかな?
とにかくいいかたちで、なかなかずうっと結論が出なかったとしても、しあわせなのがいい。しあわせになっておくれよ。
あと、長女さんのこと。
やっぱり柏葉さんがそれが原因だと思っているなら、そのことで、自分がされたと思いたくなかったから柏葉さんが出てきたのかもね。それでどうしたらいいのか、小瓶に書いてた感じで人に相談もできないから1人を2人にして話を聞いてもらったりしてる感じにして、なんとか納めるところを探していたのかも。
今の柏葉さんの様子からして、まだその気持ちの持って行き場は決まっていないみたい。
でも…どうしたらいいとかは、軽々しく言えない。こういうことっていろいろ複雑だもん…。どうしてもどこかに話したくなったらカウンセラーさんに言ってみるのもやっぱり手かな。守秘義務もあるはずだし。
こんくらいのことしか言えなくてごめんね。
とにかく、元気出してがんばってね。
自分の存在否定しないでね。
わたしなりの誠意と心を込めて。
ばいばい。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。