命とは、なんだろう
表現するなら
どんなものになるのだろう
美しいもの?
醜いもの?
価値のないもの
高価なもの
きっとそれも人それぞれで
だから考え思案する
命とはなんだろう
人生には意味があるのか
俺は、貴方は。
なんで生きているのだろう?
記憶の中で鼓動すれば、
それは命にならないの?
生きてるだけでは、
醜いの?
命と聞けば、何があるだろう。
しめい、めいれい、
しゅくめい、うんめい、
せいめい、ぜつめい、
ぼうめい、ひめい、
いのちと聞けば、なにになるのか。
君は何をおもいうかべる?
この海にもたくさんの命が溢れかえって。
たくさんの命が去っていく。
比喩は人を強くする。
想像は人を弱くする。
たくさんの命が溢れかえる。
もったいないと思ったんだ。
もったいないよ、もったいない。
もっとたくさん背負ってよ。
もっとたくさん、生きててよ。
もっとたくさんの喜劇を、
もっとたくさんの悲劇を、
飛ぶ瞬間に、美しく散ってしまえばいい
桜を背負って飛ぶ君へ。
今の君はとても美しかった。
未来の君はとても美しい。
生きてるだけで美しい。
散るからにこそ美しい。
これは告白
愛の囁き
俺はどんなあなたでも、
どんな過去でも未来でも、
どんな人にも心があるから、
人という生命(もの)が好きなんだ、
たくさんの命で溢れてる。
たくさんの希望
たくさんの絶望
きっと色々あるけれど。
それでも俺は人が好きだ。
人類は、どうしようもない馬鹿だけど。
心を持つもの全てが好きだ。
たとえそれが化け物だろうと、
心を持つならそれは人。
あなたの命は美しい。
美しい命を持つ君は
泣くのだろうか、
笑うのだろうか、
泣いて悲しみ、
喜び泣くのか、
笑い悲しみ、
喜び笑むのか、
そこに意味がなかろうと。
あなたはそれでも美しい。
だから生きて、
背負って捨てて。
這って、歩いて、走って
生きて
どうかあなたに生きて欲しい。