僕は小学3年生です。
僕はいつもおばあちゃんとお手紙でお話をしています。
でも、おばあちゃんは最近、今日何をしたかを書いてくれません。
僕は書いてるのに、、、
今日はお母さんが帰ってきました。
お母さんはおばあちゃんの家に行ってました。
なんで行ったのか聞いても答えてくれません。
お母さんの意地悪( ̄^ ̄)
今日は郵便屋さんがピンポンを鳴らしました。
珍しいなと思いました。
「はーい」と僕は言いました。
郵便屋さんがおばあちゃんからの手紙を持ってきてくれました。
とても悲しそうな顔をして。
郵便屋さんは言いました。
「君のおばあちゃんからのお手紙はこれが最後だよ」
なんでかわからなかったけど、「うん!」と言いました。
でも、その次の日もその次の日もお手紙はきました。
郵便屋さん嘘ついた?
お母さんに聞きました。
「おばあちゃんからの手紙ってこれが最後なの?」と。
お母さんはびっくりした顔をしました。
お母さんは言いました。
「おばあちゃんは遠いところに行ったの。だから、もうお手紙は来ないの。」
どこに行ったんだろうと思いました。
でも、お腹が空いたのでご飯を食べました。
今日もお手紙はきました。
お母さんに聞きました。
「お手紙最後じゃなかったの?」
「そんなわけない。何かの間違いよ。きっと疲れてるんだわ。そうよ。そうに違いない」
そうブツブツ言いながらリビングから出て行きました。
その手紙は僕が大人になるまできました。
来なくなったのは、成人式の前日。
僕が真実を知ってしまったとき。
Qその真実とは?