長文です。
私には
何もない気がします。
夢を追いかけている人
恋に溺れ夢中になっている人
青春を楽しみ友情の素晴らしさがわかる人
何か悩みを持っていても支えてくれる人がいて
必死に乗り越えようとする人
正直、羨ましいです。
私にはそんなドラマのような生き方はできません。
ドラマのように生きたいのかどうかも微妙ですが。
周りの目に苦しんで、限界が近づいてくれば救いを求めてみて、でも返ってくる言葉は毎回同じなので。まあ返してもらえるだけマシですが。
私なんて少し同情されたり共感されればラッキーくらいの存在なので。
だってつまらない人間ですから。
話題性のない人間と関わったってなんのメリットもない。
嘘でもいいから恋の相談でもすればいいんでしょうかね。
恋っていいですよね。恋ってだけで周りの羨望や嫉妬を買えるんだから。
その人に付加価値がつくというメリットもある。
考えても虚しいだけですが。
こんなことを考えて恋をする訳じゃないですよね。分かってます。
長い間満たされることなく空気のように生きるからこんなことまで考えてしまうんでしょうか。
「気にするな」、「気にするな」。
気にしないで生きれば私は私の人生の主人公になれるのでしょうかね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
名前のない小瓶
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お返事が届いています
ななしさん
私は逆に質問したいです。
あなたの今までの人生、本当に何もなかったのですか?私はそうではないと思います。なんにも無い人生なんてない。少なくとも私はそう思います。
でも、あなたがどうしても何もないというのなら何もないのでしょう。あなたは、なんでも無い人生の、なんでもない主人公なんです。
気にしないでいきれば私は私の人生の主人公になれるのか。
あなたは、そう言っていました。人生、という物語には必ず主人公がいます。だって主人公がいなくちゃ、物語にはならないでしょう?それじゃあ、あなたの人生の主人公は誰なんですか?
あなたではないでしょうか。
なんにもない人生なんてない、そう言いましたけれど、なんにもない人生だと思うからなんにもないんです。人は生きていく中でいろんな体験をすると思います。その体験の中からいろんなものを見つけていくんです、きっと。その一つ一つに目を向けて生きていれば、自分をなんにもない人間だなんて思わないと思います。ドラマみたいな人生なんておくらなくったって良いじゃないですか。そんな人生送ってる人の方が少ないですよ、きっと。そりゃあドラマみたいな人生には憧れるかも知れません。でも、あなたの周りにそんなドラマチックな人生送ってる人いますか?そんなの疲れちゃいます。
あなたは、自分の話を聞いてほしかっただけかも知れない。だから、こんな長々と説教じみたこと言うのはとっても申し訳ない気持ちです。それに、私は今年高校生になる子供です。言っていることもきれいごとだし、失礼だということも分かっています。けれど自分のことをなんにも無いというあなたに、どうしても言いたかったんです。こんな失礼な文面にご気分を害されたかも知れません。本当にごめんなさい。
長文失礼致しました。
ななしさん
ないものねだり。
隣の芝生は青く見えるものだと思います。
あなたの人生の主人公はあなたです。
あなたの世界の中心はあなたですよ。
私の世界はあっさりしてますよ。
空気みたいに生きるのが理想です。
それでいいと思っています。
ななしさん
隣の芝生が気になって
自宅の手入れ放ったらかしにしてたら
そりゃ馬鹿だよな
そんだけ
ななしさん
流されて生きるのも一つの立派な生き方です。夢とかドラマみたいな恋いなんてそうそうそこらに転がっちゃいませんよ。それでも人間は食ってかなきゃいけないんですよ。
ななしさん
まあ
うん
色々あるよね
適当でいこうよ(笑)
私はあなたみたいな人がいい
私と似ているから
一緒にいて安心できる
私は自分が嫌いだけど
変われないからね
ななしさん
あなたの文章、行間の使い方、充分に個性的でドラマチックであなたはやっぱりこの小瓶の主人公だと私は思いますよ。
主さんにとってドラマチックな生き方ってどんな感じなんでしょうか?
波瀾万丈とは違うような気がしますが・・・?
主さんが何となく纏っている他の人とは違う空気、個性を具体的に発揮していくことが、主さんにとってドラマチックな人生になりませんかね?
自分の際立ったこだわり辺りがその手懸かりだと思いますよ。
冬
ななしさん
【小瓶主さんからお返事きたよ】
皆様ありがとうございました。
確かに、今まで何もなかった訳ではありません。
楽しかったことも痛かったこともありました。思い出せば私が経験したことです。
今の私は
幸せを幸せと捉えきれていないのでしょうかね。
思い出すことは出来るのに
安っぽいドラマを見ている気分です。
私の主人公は私のもの
頭で理解してもまるで他人事のよう。
自分に興味が無いのかもしれません。
思い出した記憶の中の私が持っていたものが小さくなって汚れてしまったのかも。
ひたすら老いに向かって進んでいる気がします。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。