これはただ愛して欲しかっただけの女の子の手記である。
もっと親に愛されたかった。
もっと普通の子になりたかった。
親に怒られなくて、楽しくて、生きてたいって思える家族が良かった。
何度も何度も「死ね。」なんて言われるけど、笑って「ごめんなさい。」と言わなきゃ泣いちゃう気がして。
殴られるし、蹴られるけど私が全て悪いからしょうがないんだ。
生きてても何もできない私なんて幸せになる価値もない。
いつだって空は青くて、私の気持ちなんてわかってくれない。
誰も助けてはくれないし、殺してもくれない。
死にたいと何度も思うのに痛いのも苦しいのも嫌いで、死ねない。
考えても考えても、結局朝はきちゃうし、生きちゃう。
どこから人生間違えちゃってんだろうね。
最初はうまくいってたのに。
誰でもいいから愛して。
なんでもするから愛して。
神様どうか私なんかを愛してくれる人が現れますように。
また、星が主役になる頃に私は涙を流す。
「今日も酸素を無駄にしちゃった。明日こそ自分の価値を見出すんだ。」
この物語を読んでくれた子達に、
「神様のご加護があらんことを。」