私は一人も救うことができない無価値な人間である。
先日、友が自殺したことを知った。
大切な数少ない友人の一人。
私は無力だ。
いったい何ができる?
何のために生きている?
ああ、心が失われていく。
涙なんかじゃごまかせない。
心にまた風穴があき風が吹き抜けていく。
許してくれ友よ、君の状態を察しきれなかった無知で愚劣で卑屈な私を...
ご冥福をとか安らかになんて私は思わない。
私もそのうちそっちに行くから、その時はまた一緒に酒を酌み交わし、かたりあおう!
君のおかげで、真の成れの果てへとまた一歩進んだよ。