色を認知はしても感じられない、褪せて白黒みたいにしか世界が見えなくなることも。
何を食べてもおいしいと感じない、お腹も空かない、食べたいと思わない、食べても悲しくなるだけのことも。
全ての音も静寂もノイズにしかならないことも。
全ての思考が混沌に包まれて、ぼやけて、何も理論立ててなんて考えられず、文章に起こすこともできなくなることも。
何があっても笑えずに、涙が出そうになることも。
自分の意思がそこになくても死にたいでいっぱいになることも。
知ってるんだよ。
だからこそ、それらができる時はよりうれしいの。
書き残しておきたいの。
後でいい瞬間をちゃんと見直せるようにしておきたいの。
それでわたしは幸せだって思えるから。
そんな時があったこと、思い出せるから。
弱音は吐きたくないの。
(吐きたくなる時もあるけど)
人を振り回したくないの。
そんなことはわたしの幸せの足しにはならないの。
言わない自由をくれ。