私には才能なんてない。
そもそも、生まれた時からみんな才能なんてあるわけが無い。
凄い人は努力を積んで、頑張っているんだ。
そうなりたければ、そうすべきという事だ。
でも、私には出来ない。
出来ないのでは無いと思う。
私がただ、頑張りたくないだけだ。
私は本気で頑張ったことがないのだと思う。
よく言われる。
「お前は本当に頑張ったことがないからだ。」
って。
その通りだと思う。
私は好きなこと以外は、本気で頑張れない。
努力をしたことない。
甘えてるんだと思う。
弱虫なんだと思う。
好きなこと。
絵を描くこと。芸術。
私にとっての救いだ。
皆それだけは、私を認めてくれる。
特に絵が上手い訳じゃない。
むしろ、まだまだ下手くそだ。
いつも勉強が出来る人ほど私によう言う。
「そこまで絵に熱中出来るのが凄いんだよ。」
って。
嬉しいは嬉しいけど、
それだけではダメなのだ。
絵を愛してるだけじゃ何もないと同じなんだよ。
テストでいい点数を取らないと、いい成績出ないと、またどうせ怒られてしまうから。
今回のテストも、どうせ怒られてしまうのだろうな。
テストが終わった瞬間それしか頭になかった。
40点、60点、、、10点、、、。
確実に怒られるな。
もういいよ。
逃げたい。
この先、きっとお母さんに迷惑しかかけないから、
また怒らせてしまうから。
頑張った量だけで認めて貰うなんて甘えなんだ。
結果が全てなんだ。
私はさほど頑張ってもないし。
もうやだ。
こんなに苦しいなら、生きてる意味もない。
死ぬ理由の方が大きい。
この先、真っ直ぐ生きれなくて、
私はきっと、邪魔者になってしまうと思う。
だから、死んじゃいたいなって思う。
産まれてくるのが私じゃなければ。
私が、こんな子にならなければ。
私なんていなければ。
私なんて死んでしまえば。
私が死ねば。
もっと、お母さんは幸せだったかもしれない。