ぼくにビジネスの話は無理だ。と思う。
金稼がないと生きていけない世界が嫌いだ。金が嫌いだ。
こいつのせいでずっと苦しい。依存がすごい。小さい頃から身近すぎる。こいつがあるから楽しいし、こいつがないから苦しいって……左右される。大嫌いだ。
こいつがあるから妬まれるし、こいつがなくてみすぼらしい格好しかできなかったら蔑まれる(のかもしれない)し……
地獄の沙汰も金次第なんて言葉もあるくらいで……
無機質に思ってる、そこに感情を乗せない、ぼく自身が一番嫌いだ。ただの紙切れと、ただの硬貨と思って、そんなものに左右されてるって思ってる自分自身が一番嫌いだ。
わかんない。
相も変わらず何を言っているのかわからない。
衝動的に何か脳内に浮かんでは、ああもういっそ公の場に吐き出してしまおうかと書いて、そして何を書いているのだろうと思う。
ぼくは本当にこんなことを思っているのか。わからない。
気味が悪い。
気持ちが悪い。
ここに連ねられた言葉に何の意味がある?
自分の、どこから来たかもわからないこれに。
死んでしまえばなんにも浮かばなくて楽だろうなと考えてしまう。考えて、それじゃあ「楽」すら浮かばなくてじゃあ死ぬことの意味なんてなくて生きたほうがいいような気がして積極的に死ぬことをやめてる。
疲れた。
やめよう。今日はもう。
向こうへお帰り、想作のぼく。
現実にきみはいらないよ。わたしも。なにもかも。
死んでいよう。この手紙も死んだものだ。
許されないだろう。
だからここにいる。
ここに逃げてる。
許されないよ。
許さないよ、自分自身が。
だから頭を抱えてずっとうずくまって必死に耐えてる。
蹴られてるんだ殴られてるんだずっと。
最低だ。
そうであればうずくまってていいと思ってる自分は本当に最低だ。
助からなければ、ずっとここにいていいと思ってるんだよ。死ぬまで苦しくて楽しくてしあわせでふこうでいれると思ってるんだよ。そんなものよりもっと高次元のものが外にはあるのに……!
ごめん……
ごめんなさい……
するのは謝ることじゃない。知ってる。
息が詰まる。
ああ、そうだ。
もうやめようって、言ったんだった。
うん。帰るよ。
じゃあばいばい
次のぼくによろしく