僕の現在位置です
少し前から、知人(一回り年上/女性/既婚)とメールのやりとりを続けている。
もう20年来の交流があって、いろいろ相談したりされたりといった感じ。
数年前に転職して、いまだに仕事には慣れないと書いてあった。
そんな彼女、ちょっと気になっていることがある。
どうも、こちらの言葉を真に受ける(額面通り・字面通りに受け取る)きらいがあるのだ。
前々からその傾向は感じ取ってはいたんだけど。
今回のやりとりを通して「傾向」→「確信」に変わりつつある。
たとえばこんな感じで。
↓ ↓
僕「教室を辞めてからも、あの先生とは何だかんだでお付き合いがありましてね」
彼女「えっ、ちょっと待って良くわかんない。交際してたってこと? 説明求む」
僕「あ、あの高校ですか。制服のデザイン変わりましたよね。学生時代、そこの高校の子の面倒見てましたよ」
彼女「うん、ていうか、面倒見るって金銭的に? 半同棲みたいな? すごいね」
大人同士の話だから暗黙知、暗黙の了解といってもいいけど、そういうベースがあって進んでいくものだと思うんだけどね。
なんかそこが上手く行かないんだよな、彼女とは。
つーか「ちょっと待って良くわかんない」はこっちのセリフなんだが。
あなたの思考が良くわかんないよ。
別の友人(大学の同級生/女性/既婚)にこの件を聞いてもらったんだ、実は。
「これって僕の言葉足らずが原因かね?」って尋ねた。
「いやー違うでしょ。何だかんだでお付き合いがあって~って言ってんだから交際するって意味には取らないよ。それに『先生とそういう関係になる』ってことが確率的に極めて低いよね。あとさ『学生時代に高校生の面倒見てた』って聞いたらお金の援助っていう理解は普通ない。養えるわけないじゃん。同棲とかありえない。フィクションじゃないんだからさぁ。面倒見るってのは家庭教師とか塾とかで中高生の勉強を見てあげるって話。私もバイトで勉強見てたし。受験対策とかさ。背景の理解が難しい人なのかもよ? あ、ちなみにダンナにも訊いたけど同じ意見だったよ」
やっぱそうだよな。
その解釈に行き着くよな……。
(ダンナには訊かなくていいんだぜ、そいつも僕の友人なんだから)
背景の理解が難しい、か……。
つまりコンテクストが読めないってことだな。
そう考えると彼女の寄越した文章にも合点がいく。They make sense at all.
正直に言うとちょっと疲れてる。
「そこは察してくれぃ」ってどうしても思ってしまうのはいけないことなのか。
いや、こちらがその都度補足説明をすればいいという声もあるだろう。
ただ毎回それをやると文章も冗長になるし、書いているこちらも "Hmm..." となる。
どこかでピリオドを打つべきなのか。
♪夏空に溶ける feat.りりあ。、南雲ゆうき / MAISONdes