自殺が完了していたかもしれないあの時のこと、
ハッキリと頭に焼き付いてる。
その時見えていたものとかが、その時の私目線でよみがえる。
足が床につかないように何度も高さを調節した。
踏み台がいることに気が付いて小さな衣装ケースをずらしてきた。
苦しくて苦しくて、焦って焦って。
首をかけるたび、足を少しずつはなして。
首に圧力がかかる感覚。
逝ってしまえる…という感覚。
上手く出来なくて、失敗するかもという躊躇。
必ず成功させなければならない。
ネクタイは念のため二重にした。
思ったよりもよく伸びて何度も輪を小さくしめなおして。
人が来る気配がするたびに、急いで証拠隠滅して。
苦しかった。
いま私は、随分と回復して、環境もかわり、比較的落ち着いて生活出来ている。
楽しいと思うこともあるし、笑っている。
でも、ある時ふと、その時の私が私の胸を叩く。
置いていくな。苦しい私を置いていくな。
忘れるな。私の存在を忘れるな。
無視するな。
一人だけ自由になるな。
私を、置いていくな。
まるでそう言われているような気がする。
突然胸が苦しくなって、手足がイライラして、頭をトントン叩きたくなる。
その私と距離が開き始めている。
状態が良くなるほどに、距離がひらく。
ここ最近は、出てこなかったのに、
この前久しぶりに、胸を叩かれた。
ああ、まだあの私がいるんだな。
更に怒っているようで、ちょっと怖いなと思った。
私なのに。不思議。
まるで心に私が二人いるみたい。
過去の事は思い出したくない。
でも、あの私を放っておいたら、いつまでも私は、苦しくて死にたくて辛いままなのだろうな。
どうすればいいんだろう。
今度、担当医に言ってみようかな。
どうしようかな。
ななしさん
(小瓶主)
お返事ありがとうございます。
せっかくお返事頂いたのですが、ちょっと私のケースとは違うように感じました。
ちょうど診察があったので担当医に相談してみました。
私は、やりたいことはありません。
ですが、変わろうとしています。
そして、先生曰く凄く変わってきているそうです。
むしろ、ちょっと頑張りすぎてるので、ペースダウンしてみようか。と、言われました。
やりたいことを徐々に見つけていけると、死にたい気持ちにも変化が出てくるかもしれないそうです。
とにかく、焦らずに先生やケースワーカーさん、訪問看護のスタッフさんに助けてもらいながら、私のペースで無理なく頑張っていこうと、いうことになりました。
最近、年金申請作業で、ちょうど辛い時の記憶や感情を思い出して書かなくてはいけないことがあり、それもあって、感情や症状が不安定になっているのもあるみたいです。
あまり詳しく事情を書かなかったので、誤解させてしまってすみません。
でも、親身になってお返事くださって、そのお気持ちが嬉しかったです。
ありがとうございました。