死にたいって言うか生きていたくありません。家族にも友達にも吐き出せないので聞いてくれないでしょうか。高校生の女子です。私は過敏性腸症候群なのですがほぼ毎日これに悩まされています

御三方、お返事ありがとうございました。
共感して解決方法を教えていただいたり、
励まして頂いたりと本当に嬉しかったし、勇気づけられました。
見知らぬ者に沢山の助言、本当にありがとうございました。

僕もこの病気と付き合ってるから、辛さはすごく良く分かるよ。

箇所が箇所だから、言い出しにくいのが最大のハードルだね。
胃腸科や消化器内科でも良いし、精神的なものから来る症状（心身症）として IBS が出ている場合は精神科で、まだ診察受けてないなら是非お医者さんへ行ってみてね。

IBS に使われる薬でイリボーというのがあるよ。
Irritated Bowel あるいは Irritable Bowel（イラついた、過敏になった腸）からイリボーという名前が付いた、ちょっと面白い薬です。

冗談はさておき、今までイリボーは成人女性には使えなかった（治験の第一段階である第I相試験で安全性が認められなかった）んだけど、その後の第II相試験、第III相試験、長期試験で男性の半分の投与量であれば大丈夫との判断になり、2015年に成人女性にも承認が下りた薬なんだ。

成人女性：日量 2.5 μg（効果不十分の場合 5 μg まで増量可）
成人男性：日量 5 μg（効果不十分の場合 10 μg まで増量可）

医師によっては18歳未満の女性にも処方することがあるかもしれないけど、「患者さんが成人か否か」ってのは医学的に非常に大事なところなので、その判断については僕からは何とも言えなくて申し訳ない。

兎にも角にも、まずは病院で相談してみてね。
あと、ストッパは癖になるので、長期連用は避けたほうがいいです。効いてほしいその時に、効かなくなります。
病院の薬を飲んでいるけど、実感できるほどの改善は見られないようだね。

小麦粉を使ったもの、お菓子を絶っているとのこと、一度アレルゲン検査を受けても良いかもしれないね。
問題の切り分けのためにも必要かな。
牛乳でお腹こわす乳糖不耐症と同じように、小麦の成分でお腹こわすグルテン不耐症・セリアック病というのがあるので、小瓶主さんはもしかしたら IBS ではない可能性もある。
だとすれば病院の薬が効かないのもうなずけるかな。

腸を徹底的に止めて殺菌する3点セットとして；
- ロペラミド
- チキジウム
- リーダイ
があるけど、これも癖になるのでお薦めはできないかな。御守 or 緊急用。

女性にも、男性ほど強くないけど腸脳相関があるので、何かのきっかけでお腹に来てしまう人は一定数いるよ。
男性の場合、圧倒的にお腹を下す人のほうが多いし、女性は逆でお腹が張ってしまう人のほうが多い。
脳と身体のつくりの違いから来ているので、そこはそういうもんだと思うしか無いね。

インスタ見て「羨ましいな～」と思う気持ち、分かるよ。
でも絶望する必要はないので、とにかく深く考えないこと。
過敏性の内臓疾患は意識すればするほど酷くなるから、努めて気にしないようになれるといいね。

怖いですよね,,,いつ腹痛になるか分からない,,,そして食事の制限,,,

でも今話してくれてありがとうございます。

人生は嫌なことばかりではありません。

そのうち新しい薬や解決法が来るでしょう。

もしかしたら治るかも。

あなたは治るか治らないかの2択しかありません。

ポジティブに,,,と言っても毎日の腹痛は辛いですよね。

でもあなたのそれは治らないとは思わないでください。

治るかもっと思うと、少しだけでも希望を持てます。

どうか希望を捨てないで。

そしてこの手紙があなたを勇気づける手紙になりますように

えらいね。話を読んで自分だったら自暴自棄になっているなって思った。この人はそれでもちゃんと頑張っててすごいなって思った。読んでて、あなたにいいことがありますようにって思ったよ。
ごめん、通りすがりだから力にはなれないけど、あなたの幸せを祈ってる。