今月は誕生日があるとかないとか。
そんなこんなで手続きをしなきゃいけないものがあったりしてものすごーく嫌な気分になってるとかなってないとか。
誕生日を迎えるたび、【死】に近付いているとするなら、それは喜ばしいことだと思う。
生まれてきてくれてありがとう。
死への道をまた一歩進んだね、おめでとう。
……え、なにこれ。もしかしてよくない?
まあいいか。いつからか、その日はただの平日と化してる。そんなもんでしょ。
どうでもいいことだ。
誕生日といえば、この素晴らしき日にむしろ最悪な思い出が刻まれるような……そんな物語を空想して息苦しくなったあとで、大嫌いな誕生日が大好きになるような物語を空想して幸せの涙を流すの。
大体は少年ね。ヒロインが救ってくれるのよ。
趣味や癖(ヘキ)の話、失礼いたしました。
ごめんね。平和に生きているせいかな。
残酷な話や凄惨な絵空事で、胸を痛めることをしてしまう。
願わくは、リアルにそんなことがなければよかったのに。
作り物の中だけでいいじゃない。戦争も、暴力も。
どうして未だに、空想の材料になりそうな出来事が現実に転がっているの?
もういいじゃない。十分、今までの歴史で壮大な物語を描けるじゃない。あとは我々のこの偉大な脳の中で、どこまでもどこまでも広げていけるかも……
いや、それでいったら充分尽力してたりもするのか。リアルに事を起こさぬように……
ああ、いやだ。はやく死にたいな……
こんなところから、はやく出ていきたい。
あれもこれもどれも、愛しいけれど、必要ではない。楽しいけれど、それだって大事なのかもしれないけれど、そんなの知らないよ。いやだ、いやだ。なんで苦しみの上に幸せを築かなきゃいけないの。みんな大変なのを、何故さも当然のように受け入れるの。馬鹿じゃないの。
でもいいよ。しょうがなかったから。起きてしまった最悪の上に、築き上げなきゃいけなかっただけ。たまたまそういう人生だっただけ。
偉いよ。強いよ。ありがとう。
誇ってこう。それでも、まだ生きていることを。
ぼくとはまるで関係ない、ぼくが書いたメッセージ。流します。