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題名のない短編小説「タイトル募集中だからお返事でタイトルつけてほしい」

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「はぁ、なんて運の悪い。」
ただのため息の代わりに心の中で独り言を呟く。今日は大会の日だ。いつもの800m、なはずだった。運が悪いと言ったのは走る時になっていきなり雨が降ってきたからだった。それもかなりの量。
収集が始まる。
「1レーン…」
はぁドキドキするぅ…怖い。
「5レーン」
はひっ!今日はなんかボケっとしてることが多いな。
「あれ、黒瀬澪さんいない?」
「いっ、います!ごめんなさい!」
あわわわわ…なんか嫌な予感がする。

「じゃあ、スタートラインの手前に立ってね」
はぁ、トラックに入る。この瞬間、急に心臓が破裂しそうになる。いつもそうだ。もういい加減慣れたい。というか、雨がどんどん強まってる気がしている。寒いっ…。お腹冷えちゃうよ。
「ビデオ判定時間かかるらしいから、戻って待ってて」
はぁ?なんなんだよ。さっき「立って」って言ってから随分時間経ってますけど。ほんとに、何がしたいんだか。
「それじゃあ、もう一度スタートラインの前に…」
うっ。ほんとに心臓破裂するかと思った…。なぜか走る前なのに息切れしている。あくびも止まらない。余裕ぶってるって思われなきゃいいんだけど。
“On your mark,”
寒いから早くしてくれ…お願いだ…。そう思った15秒後ぐらい、ピストルの音がした。

もうやだ、足痛い。息が苦しい。抜かれたくない。抜かすのもわざわざ並走するの面倒なんだよね…。
ラスト一周の鐘が鳴った。はぁ。本気…というより、ちょい出すか。本当は出したくないけどねー。
「っ…はぁ、はぁっ」
すっごい息が切れてきた。なんだか息を吸うので疲れてきた。それとほんとに寒い。お腹が痛い。苦しい。でももうあと150mぐらいか?ならいいや。当たって砕けろってなぁ!とりあえず私は走った。雨で顔面がびしょ濡れ。すごい辛いくらいに息も、足も、二の腕も痛い。筋肉が締まってる…痛い痛い痛い痛い痛い…。今自分が泣いてるのか、雨に濡れてるだけなのかもわからない。
そんなことを考えてたら、あっという間にゴールしていた。本気で走って力が抜けるとスパイクを履いた足では歩けやしない。引っかかって転ぶ寸前。雨だし余計に怖いや。くるっと半周、トラックにお辞儀をして、水筒が置いてある方へ。とにかく今は雨と汗を拭いて水分補給して、塩分取らなきゃなんだよな。でも、そんな、もう、できない、よ。もうどうにも力が出なかったから、スパイクだけ脱いで普段の靴に履き替える。やっぱりスパイクは暑苦しい。きつい。
なんだかすごく眠い。もう何もしないで観客席の方に行ってから色々しよう。

「お疲れ、みお!」
「ありがとう」
冴名歌がすっごくニコニコした笑顔でお疲れって言ってくれたのに真顔で「ありがとう」としか言えなかった。相当疲れたのかな。でも…塩対応はいやだな…
「ユニフォーム姿、寒そうだね。早く着替えてきなよ」
「そうだね」
まただ。友達が、冴名歌が気を遣ってくれているのに。だから友達が減るんだ。最悪だ。
とりあえず更衣室まで行き、びっしょびしょのユニフォームを脱いだ。綺麗に畳もうともしなかった。部活Tシャツに着替えて、観客席に戻ろうとする。が…
「水筒の中身、空だったな」
雨が降ってる中、晴雨兼用の日傘をさして自販機のスポドリを買いに行った。

「みお、あんた唇真っ青じゃん。大丈夫なの?」
えっ、そんなに青い?まぁでも自販機でスポドリ買ってから手の震えが止まらないような気もするけどさ。なんかに怯えてるだけじゃなく?
「まぁ、大丈夫なんじゃない?上着もあるし、もうちょっとで解散でしょ?リレー見終えるごろにはもう元気になってると思うよ」
「ならいいけど…本当に大丈夫?」
「そんなに青い?私の唇」
冴名歌はうん、と言わなかった。頷いただけだった。気味が悪いのかな、私の唇。結構気になるなぁ。
「…ちょっと髪整えてくる」
トイレに駆け込んだ。
「…っう」
鏡に映る私の気味が悪くて、口を押さえた。顔は尋常じゃないぐらい真っ白、唇も真っ青でまるでショック死した人のよう。鳥肌も立ってて、皮膚はザラザラ。深い藍色の血管が手首に浮き上がっている。こんなことが起きちゃ、冷静に気を保ってられない。肩を激しく上下させて呼吸した。鼻に通る冷たく湿った空気は肺を内側から爪で引っ掻くような痛みがあった。足は重いがふわふわしてて歩けそうにない。だがしゃがもうとしたら倒れるに違いない。
あぁ、どんどん血の気が引いていく。鏡の中の自分とピントが合わせられず、ぼんやりした視界で見つめた。もうそろそろ死ぬのか、私。
そう思った。その時だった。こめかみから全身にかけて激痛が走った。目の前は真っ暗。右の頬が冷たい。左の手のひらと右の手の甲も冷たい。目が開かない。音だけ聞こえる。今は音を聴くのと生きようとするだけで精一杯だ。
ピストルの音。みんなの声援。観客席に駆け寄る足音。走ってくる人の足音。話し声。叫び声。嬉しさの声。悔しげな声。人の声ってこんなに大きいんだ…。地面に這いつくばって倒れてんだから全部聞こえる。
「今頃冴名歌は何してんだろう–––」
遠のける意識も、友情も。何もかも捨てる時だ。

どこかで私の名前を呼ぶ声がするが、体が『死ね』と言ってくる。
「次生まれてくる時は『生きたい』と足掻けますように。」
そう言って、ゆっくり仰向けになり、少し目を開け、ゆっくり目を完全に閉じた。

後日談

「澪、本当に心配したんだよ!あたし何回も声かけたのに返事がないから!!」
「は?話しかけなんかしてないよ。あんたの気配だって感じなかった。」
「話しかけてたってば…!」
「…そう。それ、いつの話?最後の組のリレーの時?」
「そうだよ!やっと気が戻ったのね?!」
「何をそんなに焦って…」
冴名歌は深く息を吸って、表情を変えた。
「お前がいくら死にたくても、あたしは助ける。あたしにできることならできるとこまでやる。」
「え、?き、聞こえてた、の?」
「まだ一緒にいたいもん。やけに帰ってくるのおっそいなーって。それに前は助けてもらったしね」
「そう…そう、ね。」

「あんなに言っておきながら、まだ私だって死にたくなかったんだ。でも、休む場所なんかどこにもないじゃない…!」
「だからあたしが居んじゃないの?死にたいもの同士、分かち合ってこうよ」
こんな話をして涙を流しあった日は快晴で、気温も高く、やけにあの日のことを知っているかのような天気だった。

その次の日。
土砂降りの中、傘をささずに冴名歌と澪は車道で二人きり。雨でできた水たまりで影が見えない二人でお互いの顔を見て少し笑った時、一瞬雨が宙に浮かんで止まった気がした。




〜登場人物〜
・黒瀬 澪(くろせ みお)
この物語の主人公。

・江津奈 冴名歌(えづな さなか)
澪の友達。すごく気遣いできる。めっちゃ優しい。



あとがき





急にこういうの描きたくなって
だから書いてみました。
好評だったらまた出します

ちなみに俺がつけたこの短編小説の題名は
「液体の味」です
なぜかというとこれにはたくさんの「液体」が出てきてくるんですよ
だから、液体の味にしてみました
(意味わかんないけど)

ほんとにネーミングセンス終わってるんでみなさんも考えてみてください
もしいいのあったら小瓶で紹介しようかな
もし希望であれば、
この小瓶の返信を非表示にします

冴名歌、めっちゃ急に死にたい欲でてきたのびっくりしたでしょw
おれもねー
どこにその伏線(絶対違う)を入れるかほんとにわからなくて
ごちゃごちゃな文章をこれ以上ごちゃごちゃにしたくなかったから
やめましたw

これが流れたら運営さんには感謝します
だってこんな変な小瓶流れんのかなぁ
って思って書いてましたもん

運営さんにはいつもお世話になっております。

重要なお知らせ↓
そしてこれはフィクションです
(たまにノンフィクション混じってる)

それでは、また。
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なんかよくわかんないけどもう全部怖くて、苦しくて、つらい。別に日常生活はほどほどにやってるはずなのにね。どうして苦しまなきゃいけないんだろう 他人から聞いた愚痴寄りの意見の脳内データーベースは精査しよう 勉強疲れた。ピアノの伴奏もやらなくちゃいけないらしくて笑った。やること多すぎる。私は器用じゃないからたくさんの事かけ持ちできる訳じゃない。 だれかがコミュニティの仲間とこんなことをしたみたいな話を聞いたり、写真を見たりすると、なんかモヤモヤする。いいな〜って思ってると思う めんどくさい。鬱を良くするためには金と気力が必要。金をもらうための手続きが一番今やらなきゃいけないのはわかってるが、本当に気力がない。やりたいことをやるための気力もない。 女である自分が嫌だ。私はちゃんとしたい。結婚して子供産んで母親になって、子供育てる、みんなと同じ女性になれれば今みたいに悩まなくて良かった。 綺麗に生きたい。そう思ってはいるけれど。社会に出たら、大人になったら、綺麗さなんて失ってしまうのだろうか。 もう、1年がたった。いろんな記憶が掘り起こされてる。もう、一生経験することがない思い出。楽しかったな。今年も大会行きたかったな。 知りたくなかった。自分は担任のこと嫌いじゃないのに、むしろ好きな方なのに、担任はきっと私のことが嫌いなんだ。 無い物ねだり書きます…自分が嫌い過ぎて目が覚めたら…憧れの人になっていたい…橋本環奈か、浜辺美波、上戸彩。福岡のローカルタレントの小雪も親しみやすくて可愛いし 50代後半の男性です。仕事でもプライベートでも気が進まない事、やらなければならない事を先送りして後々辛くなり後悔ばかりしています 私ってなんなんだろう。 人と喋るのが嫌い。喋ることで好感度落とすことしか出来ないから。ずっと嫌われるばっかりの人生でもうそろそろ慣れたと思ったけどやっぱりだめだわ。 ほんとに殴られた...死なないようにしよう 生まれてくるべきではなかった。毎日死にたくて辛いです。今まで誰からも必要とされない人生を送ってきました。一生誰にも愛されないと思い込み絶望してしまいます

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