死にたい。って言われても、助けようがないから困る。
死にたいぐらい辛い。って言ってもらえると、そうなんだね。それは辛いね。って、理解して寄り添うことができる。
◯◯が辛くて死にたい。って言ってもらえると、もっと具体的に理解できるし、じゃあこうしてみようとか、こういう方法があるとか、実際に助ける選択肢が増えて助けやすくなる。
こういうことなんだ。
簡単に説明すると。
どう伝えるかはもちろん本人の自由。
でも、受け手にとっては、こんなに差があるってことを、頭の片隅に置いておくと、もしかしたら役に立つかもしれない。
辛い時って、悲観的になりやすいだけじゃなくて、相手の立場にも立ちにくくなるから、悪循環とか、悲しい誤解が起こったりする。
そういうのが、すこしでもなくなれば、辛い人が、少しでも楽になれるかもしれない。ほしい言葉や、助けをもらいやすくなるかもしれない。
そんな願いを込めて。
ななしさん
(小瓶主)
お返事ありがとうございます。
仰る通り、頭の片隅に置いておいてもらえるだけでよい小瓶です。
全ての人に有効な言葉はないですよね。
これは、死にたいぐらいに辛い人が、つい「死にたい」とだけ漏らした時に起こる悲しいすれ違いがすこしでもなくなればいいなと思って書いたものです。
死んではダメだと言われてますます辛くなる人があまりにも多いので、少しでもそれが減ればいいなと。
私自身も伝え方を知らずに随分傷ついてきたし、この「死にたいぐらいに辛い」という言い方に変換すると支援者との意志疎通が図りやすくなるということを知った時に、もっと早く知りたかったと思った経験からきています。
いざ、死のうとしている時はもちろん誰の言葉も耳に入らないし、誰かに話すことすらありませんでした。
なので、そうなる前に、頭に入っていると、もしかしたら少しは役に立つのではないかと願いを込めて書きました。
もちろん、全ての人ではなく、受け取りたい人だけが受け取って頂いたらよいというものです。
説明不足で、もし、返事主さんと同じ様に異論を持たれたかたがいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。
あまりうまく説明できておらず、これでも気分を害された方がいたら、本当に申し訳ございませんでした。
ななしさん
(この返信は相談する人向けではありません)
実際、腑に落ちる部分もある。死にたいというメッセージを見ていきなりアドバイスする人はいませんよね。どういったことがあって死にたいくらいつらいのかを知るためにもメッセージを続ける必要があると思います。確かに最初から~でつらいと伝えてくれるなら嬉しいですが、宛てメの性質上(それとも返信者の性質上)返信が返ってくることは稀ですから、一方的な返信になることが多いと思っています。あとで小瓶主が小瓶流してもそれを見返すとも限らないし、返信が返ってきても見るだけで返信はしないかもしれない。だからこそ、少しでも相手の気持ちを楽にする言葉(場合によっては方法)を伝えるためにも、確かにある程度の事情は小瓶そのものの本文に記載してあるとこちらとしても嬉しい。気持ちは分かります。
死にたい理由が明確な人にとっては確かにある程度詳細に記述してくれたらこちらとしても・・・と思いますが、実際のところ、小瓶主に必ずしもそんな余裕があるかといったら別ですよね。小さな問題から大きな問題が幾重にも折り重なって自分では手が付けられなくなった最後のSOSである場合もあるでしょうね。説明するのも簡単じゃない。とにかくしにたい、そういう人も何百人と見てきた。そもそも、心の奥では助けてほしいと思っているかもしれないけれど、必ずしも誰かから返信が欲しいアドバイスくれと思っているかはわからない。死にたいというメッセージからどれだけ何を受け取れるかですよね。そもそも、「僕私が返信してやるんだ、助けてやるぜ」というスタンスで返信されるのもどうなのか。カウンセラーでもありませんし。まあ、まず話を聞いてほしい、寄り添ってほしいケースも多いと思いますし、感情を列挙したいケースや本当にアドバイスが欲しい場合、もうベランダに立っている状況などたくさんあると思います、実際のところ。まあ・・・今は読んでもらえるだけで良い小瓶機能がつきましたから、そこはある程度返信の仕方で困らなくはなったでしょうか。
たしかに、頭の片隅に残っていれば、もしかしたら役に立つかもしれませんね。