今日は、病院で 検査結果の出る日だったから、父と二人で、行ってきた。
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あーあ。
………やっぱり、か。
…結果として、『悪いもの』が とうとう検出されてしまったらしい。
あれだけ 何ヵ月も病院通いして、何回も 何回も CTだの MRIだの、血液検査だの やってきたのに、こんなに時間を食ってから、やっと 分かるとか………
しかも、『手術は 今の段階では 難しい』とかさ。
………ふざけるな って、思ったけど。
でも、同じ病気の人達のブログとか、覚悟を決めるため、そして『もしも』の場合にそなえて、狂ったように見た、私には 分かる。
その部分の、『それ』を見つけ出すことは、どんなに熟練した腕を持つ スーパードクターでも、至難の技だっていうことを。
…だから、私には あの お医者さんを責めることは、できなかった。
むしろ いつも優しい物腰で、私達を迎えてくれてー
普通のお医者さんなら、油断して 何ヵ月もあけるかもしれない検査を、1ヶ月ごと 丁寧にやってくれて、今回 診療時間を過ぎてても すぐに診てくれて、即 入院もできるようにしてくれたんだから。
今日も、帰り際、『大丈夫だよ。ちゃんと診るからね。安心してね。』って 言ってくれた。
看護婦さんも、優しかった。
…お父さん、いつもは 家族にあまり関心ないふうにしてるし、私達を困らせてばかりいるけれどー
今回ばかりは、震えた声で、『先生にお任せします。よろしくお願いします。』って、頭を下げて、少し泣いてた。
………私は、といえばー
時折 涙は出てくるのだけど、正直、今は 頭が真っ白で、何も考えられないというか、まだ信じられないというか……
様々なデータをまとめた結果として、覚悟は、もう十分 してたつもりなのだけど。
…よく言われる、『受け入れ5段階』の、『否認』状態って、こういうものだろうか?
私には よく分からないけれどー
………『受け入れ』なきゃなぁ。
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